26.合同合宿2~男、跡部景吾
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恵利華「あっちの島に行くのね」
奈央「恵利華…!?」
和恵「…さすが」
日吉「恵利華先輩ですもんね」
真由美「ちょっと!まだ動いちゃダメだって」
タタタと真由美が追うようにして戻ってきた。
恵利華「何言ってるのよ、真由美の処置は完璧でしょ?」
真由美「確かに……間違ってはいないけど…」
幸村「恵利華は俺が連れて行く。跡部も念の為、誰かに付いて貰ってた方がいいよ。ひどく体力消耗している」
樺地「俺が…付いています」
手塚「では、救命ボートを使って向こうの島へ向かおう」
こうして各々は、小島から島へと移動した。
跡部「とりあえず到着だな。…ん?比嘉中の奴らはどこ行った?」
鳳「彼らなら、着いた途端にさっさと先に行きましたよ」
跡部「アイツら……何とかしねぇとな」
手塚「うむ。少し勝手な行動が多いな。これでは……」
恵利華「………。」
何とか状況を飲み込もうとする恵利華
跡部「まあいい、後で話はつけてやる」
大石「とりあえず、監督達を捜そう。きっと困ってるはずだ」
桃城「それはいいけど……どこをどう捜すんすか?この島の事は、なんて全然わかんないっすよ」
跡部「いや、ここは多分目的地の合宿所のある島だな。この近辺に、他に島はねぇ」
真田「さっきジャッカルが見たという山小屋が、合宿施設という事か」
跡部「そういうこった」
大石「じゃ、もしかしたらそこに監督達もいるかもしれないな!」
幸村「ひとまずその合宿所に行ってみよう。恵利華、歩けるかい?」
恵利華「もちろん」
こうして移動する一同。
ジャングルのような道を歩く。
乾「ほう、なかなか面白い植生だな」
柳「ああ、亜熱帯の植物もあれば温帯の植物も混在している」
奈央「海流の影響…むしろ、この場合の温帯植物は鳥による伝播と考えた方が良いかも。面白いな!」
宍戸「…あいつら、頭の痛くなる様な話してやがるな」
向日「奈央ってやっぱ頭良かったんだな…ι」
この時ばかりは話に入っていけない宍戸と向日
不二「クスッ、そう?楽しそうな話だと思うけど」
真由美「鳥による伝播か…不思議な事もあるんだね!」
頭の回転が早い2人は、楽しそうに話を聞いていた。
桑原「俺が見た感じだと、そろそろ合宿所が見えてくる頃合いなんだが……」
和恵「あれじゃない?」
丸井「おっ!そうだ、そうだ。間違いねぇぜ!」
そこにはたくさんのロッジが並んでいた。