25.合同合宿1~始まりは豪華客船
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丸井「和恵ー!」
和恵「お、ブン太っ、どしたの?」
物思いに風にふかれてテラスにいた和恵。
丸井「いや、お前だけいないなーと思って…落ち込んだりしてねーかなってよ」
和恵「もう1週間経ったしね!……あ、ブン太さ、祭り誘ってくれてた…?真由美から聞いて」
丸井「あー、全然いいって!今思えば仁王と付き合ってたんだもんなっ」
和恵「あ~…ね」
ぼんやりと海を見る和恵。
「ちょっ、丸井先輩!しょうしんの和恵先輩の、心の隙間に入り込もうとしてるんじゃないでしょうねー」
「傷心くらい漢字で言えよ。ブン太はそういうやつじゃないだろっ。でもこの組み合わせ……意外だったな」
「いや、あの2人、前から仲良かったよ。ゲームの話なんかで盛り上がってたし」
「のわっ、幸村部長…」
「ふふっ」
丸井「…なぁ、和恵」
和恵「ん~?」
丸井「辛くなったら、言えよな」
和恵「だからっ、辛くないって!」
丸井「今日とかさ、ずっと無理してたんだろぃ?」
和恵「………。」
丸井「俺ならさ!気兼ねなく相談できると思うぜ」
和恵「気が向いたらね~!でも、ありがと」
【機関室】
判田「いかがですか?」
船や、気候の状態を確認する判田。
船長「どうやらこちらに向かっています。この分だと夜半から未明に掛けて、こちらの航路と交錯します」
竜崎「こんな時に熱帯低気圧とは厄介じゃな……」
船長「ええ、ちょっと予定時刻に重なりますし……」
竜崎「問題は…2人のお嬢ちゃんらだ。白葉のお嬢さん達は許可をとってるにしろ…大企業の娘に傷を付けるわけにはいかんからの」
船長「大丈夫です。つぐみには万が一の対応は教えています。」
榊「白葉の学生には……跡部達も付いてますし、大丈夫でしょう。何かあれば私が責任をとります」
オジイ「ではぁ~予定通りという事で……」
竜崎「うむ」
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恵利華「辻本彩夏ちゃんと小日向つぐみちゃん……2年ね」
船の部屋で束の間の休息を取る一同。
辻本「はい!つぐみは奈央さんと散歩に行ってます!」
和恵「へぇ~」
真由美「奈央が機械室が見たいってつぐみちゃんに着いて行ったの!」
和恵「そっか。ってかさ…」
『ゴォォオ……』
和恵「うっ…なんか揺れてる。気持ち悪い……」
真由美「大丈夫?和恵。確かに……凄い揺れ…」
和恵の背中をさする真由美。
辻本「恵利華さん…」
恵利華「もしかして…嵐と遭遇した…?」
『ドカーン』
「「「!!?」」」