24.間違いない
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忍足「姫さん、昨日跡部に…「恵利華ー!」
恵利華「あら真由美」
生徒会室に行く途中、ばったり遭遇した恵利華と真由美。
真由美「あ、侑士くんも!…どこか行くの?」
恵利華「ふふっ、生徒会室に行くの。真由美も来る?」
真由美「うん」
嬉しそうに付いてくる真由美
恵利華「あ、侑ちゃん!何か言いかけてた?」
忍足「いや、何でもあらへんよ。(跡部、堪忍な)」
こうして3人で生徒会室に向かった。
―生徒会室
跡部「………。」
忍足「そないに睨まんでええやろ」
明らかに不機嫌オーラを出す跡部に、忍足は苦笑いをした。
真由美「わあ!生徒会室って跡部しかいないんだね!樺地くんは?」
忍足「(天ちゃん…)」
恵利華「あ、け、景吾くん、宍戸くんに聞いたんだけど…もしかして夏合宿の件?」
跡部「ああ、よく解ったな。」
恵利華「ええ、今幸村くんからメールが…」
跡部「幸村……」
忍足「(姫さん…)」
真由美「え?合宿…?幸村くん…?」
跡部「今期の合宿は、4校合同で行う事となった。」
真由美「え!?4校って?」
跡部「氷帝、青学、立海…」
恵利華「後は沖縄の比嘉中ですって」
忍足「沖縄の比嘉中?」
真由美「どうして沖縄から…?」
跡部「今回の合宿は南の島で行う。よって協力を仰いだというわけだ」
真由美「何だか楽しそう」
忍足「王者立海がよくOKだしたな」
真由美「(もしかして恵利華が…)あ!出発はいつなの?」
跡部「1週間後だ」
真由美「えぇ!?早くみんなに言わなきゃ!」
『タタタタタタ…』
恵利華「…真由美ってば」
忍足「じゃあ俺も戻……和恵ちゃん?何しとるん?ドアの前で…」
和恵「あー…あのさ…」
恵利華「……?」
和恵「うち…別れたっぽいんだけど…?」
忍足「仁王とか?どないなっとるねん」
跡部「何かあったのか?」
和恵「い、いや…なんでだろう?って感じ?……うち、よくわからん。友達と恋人の違いもわからんし!」
恵利華「…大丈夫?」
和恵「正直……なんか実感ないし!付き合ってた実感もあんまりなかったけど…」
恵利華「そう……『Rrrrrr…』あ、メール…」
忍足「幸村か?仁王何て…」
恵利華「…学校来てないって」
跡部「フッた方がダメージは大きそうだな」
忍足「せやけど何でや…」
和恵「………。」
うちの方がわかんないし……
そりゃ付き合うってなった時は緊張したけど
メールとか浴衣とか……
今思うと、うちなりに頑張って…
恵利華「和恵ちゃん、仁王くんの事…どう思ってた?」
そんなの…
あんまり考えた事ない
うちの中で何かが崩れそうな気がして…
和恵「大切だったよ…?」
仁王の応援や存在……
和恵「うちの為に庇ってくれたし…」
優しかった
和恵「うちが上手く付き合えたらって…」
付き合えたら……?
恵利華「和恵ちゃん…」
跡部「………。」
何でだろ…?
全部…全部……
優しい思い出ばかりだ
忍足「お嬢さん…」
和恵「うるさいなっ!」
でもどうか…
せめてみんなとはずっと一緒に居たいな。
うち……不器用だけど
『ガチャ』
奈央「跡部!合宿が1週間後なんて聞いてな……」
真由美「和恵!?」
和恵「あーもー!!みるな近寄るな~!」
大切にしたいな