23.夏模様
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和恵「いくら簡単になったからって、やっぱりテストは疲れるわ」
奈央「問題の出し方が違うけぇ。余計にね」
はぁと肩を撫で下ろす2人。
恵利華「ふふっ、来週発表だけど……これでやっとテニスに集中できるね」
真由美「うんうん!」
わぁ!と空をみた真由美。
奈央が忘れ物をしたと教室に戻った。
跡部「恵利華」
恵利華「あ!」
じゃあねと手を振り、跡部の車に乗り込む2人。
真由美と和恵は目を合わせた。
和恵「跡部ってさ、凄く尽くすタイプよね!」
真由美「仕方ないよ、恵利華だもんね」
和恵「……真由美、今日なんかあんの?(機嫌いいな)」
真由美「え、そんな事ないよっ、わわたし先に帰るねっ」
和恵「……?」
奈央「和恵ー!」
和恵「お、奈央!……向日とどっか行くの?」
奈央「お祭り、岳人に誘われて……和恵、聞いたけぇ!今日っ!報告楽しみにしてるからな」
和恵「あ―…うん」
向日「奈央、行こうぜ!」
奈央「おう!」
和恵「………。」
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ミカエル「な…なんと素敵なんでしょう!景吾ぼっちゃま…」
跡部「恵利華……」
恵利華「景吾くん…どうかな?」
浴衣を着た恵利華。
赤に白やピンクの花を綺麗な金色の縁が飾っている。
跡部「(似合ってる……なんて一言で済ますわけにはいかねぇな)……行くぞ」
恵利華「あ…はい」
『スタスタスタ…』
和恵「………。」
待ち合わせで一際大人しい和恵。
真由美「和恵!浴衣の時はお上品にね!」
真由美「ああ!足足っ!そんなに広げちゃダメだよι」
真由美「ハンカチ持った?あ、ティッシュ!ほら、和恵ティッシュー!」
和恵「はぁ…暑いし、疲れた……」
家を出る前、イロイロあった事を回想していた和恵。
淡い黄色の浴衣に蝶々が舞っている。
仁王「待たせたのう、和恵」
和恵「に、仁王!」
仁王「お前さん……」
和恵「な…なによ!浴衣は真由美が着せてくれたんだけど……やっぱり変?」
仁王「いや…似合っちょるよ」
和恵「う…うち!焼きそば食べたい」
仁王「大きな声に浴衣が台無しぜよ」
和恵「(き…緊張する……!)」
仁王「……行くぜよ」
和恵「おう」
仁王「(こっちが緊張するぜよ)」
忍足「あ、お嬢さん」
真由美「あ!」