03. clover house
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恵利華「私のおばあちゃま達の話はいいから。たぶん…大丈夫だし。それより、和恵も大丈夫…?」
和恵「うち?」
真由美「あんな大きな屋敷に住んでるんだもん。家の人とか心配……」
和恵「あ~…うちは…大丈夫だから」
奈央「………。あ、そだ!氷帝って学費いくらするんじゃろね?」
真由美「え……学費…そういや忘れてた。入学時に全部払ったんだけどな…白葉の」
和恵「あ、うちも一括で払った~」
奈央「お前ら…ウチ免除にならんかな~」
恵利華「奈央は学費免除だったもんね~!」
和恵「ほんとズルいし!」
真由美「でも奈央だけだよね、あの莫大な学費、全額免除されてるの」
すっかり部屋で寛いでる4人。
真由美がみんなにお茶を入れて運んだ。
和恵「そういや、あのガキ…奈央がいないとへこむんじゃない?」
恵利華「あのガキ…?」
恵利華が首を傾げた。
奈央「ガキ…あぁ、
真由美「奈央にベッタリだもんねー。拓斗くん」
和恵「きっといなくなったらスネるな」
和恵はお茶をグビグビ飲み干すと、おかわりを入れに行った。
恵利華「バスケの後輩?」
奈央「いや、近所のガキ」
和恵「ガキつっても中1じゃないん?」
奈央「アイツはガキなんじゃって」
真由美「でも小さい頃は結婚の約束したって……?」
間違いだっけ?と真由美
奈央「そんなの小さい頃の約束じゃけぇ…しらん!」
和恵「うっわー…可哀想」
奈央「和恵に言われたくないし!!散々男を振り回し…」
和恵「はぁ!?振り回してねぇし!」
奈央「ウチは知ってるけぇ、和恵に好かれようと、和恵の求めるモノを買い回る男達を!」
和恵「あれは…パシリだから」
真由美「パシリって……」
恵利華「和恵…」
和恵「恵利華、パシリっておつかい頼んでるだけよ~?ほら、恵利華も黒服の人にチョコ食べたいとか言うでしょ~?」
恵利華「…あ、そか!じゃあいいや」
真由美「よくないよくない!!」
奈央「ほっとけ真由美、こいつ小悪魔じゃから」
真由美「前は王子って言われてたよ…」
和恵「うっせ!天パ!王子って言うな!」
真由美「はいはい」
榊のマンションで、思い出話をする4人。
いつの間にか外は暗くなっていた。