20.関東大会【後編】
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ゲーム6-3氷帝
真由美「やったねー!」
向日「あのステップの名前なんだけどー」
奈央「跳ねてミソステップ!」
真由美「あーそれいい!決定!」
向日「……」
忍足「岳人…お前強くなったな。」
向日「侑士……いつもありがとなッ」
パンっとハイタッチを交わす2人をみて、和ましい雰囲気になった氷帝ベンチ
和恵「ジロー!準備はいい?」
芥川「バッチリだC~」
くるくるとラケットを回し、ジローの試合が始まった。
芥川「ハァッ」
『パァァン』
『タタタタタタ…』
葵「(このリターンネットに当たって入ってポイントをとったら、氷帝のマネージャー4人に言い寄られ「させないC~」)……な!?(もうネット側に…)」
『パァァン』
ゲーム芥川1-0
葵「……。(この人…早い)」
和恵「ジロー、ネットダッシュ速くなった!」
『パァァン』
恵利華「和恵ちゃんとの練習で身に付けたんだね」
恵利華の言葉に照れくさそうな和恵。
和恵「そんなんじゃないしっ」
『パァァン』
芥川「させないっ」
『パァァン』
ゲーム芥川6-1
真由美「やったぁ!決勝進出だぁ!」
恵利華「わー!よかった」
『ギュッ』
日吉「なんで俺に抱きつくんですか!」
跡部「よくやった。決勝は昼からだ。各自アップしとけ。」
和恵「(決勝の相手って……)」
奈央「………。」
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―和恵side
決勝…立海とだ…
うち、どっちを応援したら…
仁王「お前さん…こんなとこで何しとるんじゃ?」
和恵「決勝まで…自由だから散歩を…」
仁王「随分暗い顔で散歩しとるのう」
和恵「仁王だって、今から決勝ってのに……」
仁王「…まさかお前さんのとこと戦わないといけんとはな」
和恵「うち…正直、どっちを応援したら…」
仁王「…………。」
和恵「仁王は仲間?だし……立海のメンバーにはお世話になってるし…」
仁王「お前さんは氷帝の生徒じゃから…氷帝を応援しんしゃい。」
氷帝の生徒だから…
でも………
いつも側に居てくれた仁王…
無理だって。
応援しないなんて…
仁王「……。今すぐお前さんを…俺のものにできたらいいんやけどな…」
え……!?
和恵「……っ、じゃあうち、パートナーとして…応援する。」
応援できる理由があるなら、
どんな形だっていい。
応援したい。
この人だけは………
仁王「おまん……」
『ギュッ』
和恵「ぎゃあ!?…後ろからなんて反則だし!!」
仁王「試合以外でもパートナーになってくれるんじゃろ?」
和恵「……っ、でも、仁王以外は応援できないからねっ!」
仁王「十分じゃ。」