19.関東大会【前編】
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『パァァン』
ゲーム6-0氷帝
恵利華「……あれ?」
真由美「ゆゆ侑士くん、向日くん、はいタオル」
忍足「いや…汗かく程試合してないわ。」
真由美「え……?(本当だー汗かいてないよ。な、なんで?)」
―不動峰ベンチ
神尾「リズムに……」
伊武「……。」
「「伊武がぼやいてない!?」」
石田「橘さん……」
桜井「次橘さんっすよ!………。あの子達みてますよ!!」
橘「関係ないだろう。全く……行ってくる。」
奈央「跡部…さっきからニヤついてどうしたの?」
跡部「おい、恵利華、こっちにこい。」
恵利華「(あの橘って男…全国区。まだ覚醒はしてないようだけど………さっきから何か変)」
和恵「あの~跡部。恵利華、今戦略練ってるから、全然聞こえてないと思うよ?」
跡部「チッ…樺地、連れてこい。」
樺地「ウス。」
『ガバッ』
恵利華「きゃあ」
真由美「跡部?」
跡部「俺様のインサイトに死角ナシだ。恵利華、橘を楽に倒せる方法が見つかったぜ」
恵利華「え?本当?」
跡部「ああ、耳をかせ」
恵利華「?」
ゆっくり跡部に近付く恵利華。
跡部「………。」
『グイッ』
恵利華「!」
頬に何かあたり、きょとんとする恵利華
奈央「あーとーべぇえ!!!」
忍足「姫さんて案外呑気やねんな」
和恵「え…もしかして気がついてないの!?ホッペに……」
真由美「恵利華っ、こっち来てて!」
慌てて恵利華を跡部から引き離す真由美
橘「無理矢理女性にそんなこと…」
跡部「アーン?テメェには関係ねーだろーが。」
橘「……。」
跡部と橘の試合が始まった。
『パァァン』
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『ゲームセット、ウォンバイ氷帝跡部。ゲームカウント6-2』
審判の声が響き、その瞬間全国行きを決めた氷帝学園。
忍足「お嬢さんらのお陰でなんや軽く勝てた気がするわ」
真由美「え?」
真由美の言葉に、奈央と和恵は罪な女だと連呼した。
恵利華「さっき頬に何かついてた?ありがと」
跡部「…………。」
宍戸「おい恵利華って…」
奈央「鈍感な恵利華も可愛いけぇ……ん?」
何やら視線を感じた奈央が、不動峰ベンチをみた。
奈央「(バイバイ」
桜井「っ!?」
『ドザッ』
宍戸「おい」
奈央「えへ」