2回戦
氷帝ｖｓ不動峰



榊「まずはダブルス…宍戸、鳳…行ってよし」



恵利華「…相手は石田くん、桜井くんのペアか…どう見る？」



和恵「うち、わからん」



奈央「波動球は1球しかこないけぇ…」



真由美「避けちゃう？」



恵利華「だね。」



跡部「おいお前らっ」



奈央「…何じゃ偉そうに」



跡部「こっちにこい」



和恵「え、でもさ～…レギュラー陣と一緒にいていいの？」



忍足「まぁお嬢さんらは特別やからな、かまへん。」



真由美「ありがとう！」



「｢｢(可愛っ…)｣｣」



神尾「氷帝のベンチみろよ深司…っ」



伊武「なんだよ…試合前なのにうるさいなぁ…氷帝のベンチって野郎が座ってるだけだろ…だいたい俺は今から精神統一するんだよ。それをさ～…女の子じゃん。」



神尾「だろ！？しかも4人共可愛いすぎるぜ……ね、橘さんっ」


橘「お前ら、試合まえだぞ………」



神尾「た…橘さん？」



橘「あ、あの方は、抽選会場にいた…」



不動峰だけではなく、4人の存在に周りがざわめき始めた。
　


奈央「亮ッ、長太郎ー、頑張れよ―！」



宍戸「おう」




―試合開始



『パァァン』



宍戸「ハッ」


『パァァン』



恵利華「……宍戸くん、左右強くなったね」


『パァァン』



跡部「元々強いが、磨きがかかったという感じだな」


『パァァン』



真由美「これでスネイクでもなんでもこい！だねっ」



日吉「スネイク…」



恵利華「帰ったら見せてあげるよ。奈央がね。(ﾆｯｺﾘ)」



奈央「…恵利華の頼みなら仕方ないけぇ」



真由美「あ、次は鳳くんのサーブだよ！」



1-0、氷帝



恵利華「うん。奈央、メニュー通りにしたんでしょ？」



奈央「おう。(2倍程ね)」



恵利華「……？ふふっ…楽しみね。」



鳳「一・球・入・魂」


『バシィィ！！』


石田「！？」