翌日。



宍戸「恵利華、お前跡部と付き合ってるのか？」



宍戸。少し早く終わったＡクラス。

真っ直ぐに部活に向かった2人は部室に2人きりになった。



恵利華「どうして？」



宍戸「どうしてって昨日、試合会場で……」



恵利華「あ…。みてたんだ」



宍戸「見えたんだよ！で、どうなんだ？」



恵利華「どうしてそんなに気にかけるの？」



恵利華が不思議に思い、宍戸に問いかける。



宍戸「はぁ～……飯田に頼まれたんだよ。聞けってな」



恵利華「…どなた？」



宍戸「お前……クラスメイト…」



『ガチャ』



奈央「亮、恵利華はクラスメイトの名前なんて覚えてないけぇ！」



恵利華「ど、ド忘れしちゃっただけよ！」



忍足「じゃあ姫さん、これ大河からやけど…」



恵利華「……？」



忍足「…一応クラスメイトやけど、渡しとってって頼まれたさかい…」



奈央「忍足！そんなもの貰ってくるんじゃないけん！ウチが預かる！！」



宍戸「お前らも大変だな」



忍足「奈央ちゃんだって、こんなんよう貰うやろ？」



忍足がラブレターをゴミ箱に捨てた。



奈央「ウチ？…ウチは……！」


『バサッ』



奈央「わ！亮！こんな所で着替えるんじゃないけぇ」



奈央、恵利華の目を抑えた。



宍戸「いや、ここ俺らの部室だし…ι」



『ガチャ』



和恵「おわっ！？」



『バタンッ』



宍戸「………。」



奈央「和恵って意外に可愛い所、あるけぇ…」



恵利華「え？何があったの？？」



真由美「和恵、部室入らないの？」


和恵「い、いや…あの…」


真由美「………？」




照れて部室に入れない和恵。

真由美が不思議そうに見ていた。





To be continued...
2009/12/31