03. clover house
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「失礼致します。氷帝学園の制服をお持ち致しました」
和恵「制服?」
「はい、榊様にお渡しするように仰られたので」
4人分の制服を渡された。
恵利華「恐れ入ります。榊さんはどちらへ…?」
「学校にいらっしゃると思います」
恵利華「そうですか。榊さんは私達の事を何か言付けておられましたか?」
奈央「(…ウチ、あんな話方できん…)」
和恵「(恵利華に任せときゃいーんだって!どうせ慣れてるんだから)」
真由美「………」
「榊様は明日それを着て氷帝学園に登校するように、と仰っておりました」
和恵「おぉー!うちら明日から氷帝学園の生徒!?」
真由美「さすが榊監督」
奈央「………」
和恵「奈央?」
黙り込む奈央。そして…
恵利華「…あの、お伺いしたい事があるのですが」
「どうされましたか?」
恵利華「私達は……どのようにして入学できたのでしょう…?」
「榊様がお手続きをなさったそうですよ」
恵利華「…そうですか。お手数をおかけいたしました」
「いえ、では失礼致します。」
フロントの女性がガチャリとドアを締めた。
奈央「……榊監督って何者…?恵利華らと同じ匂いがするけぇ……」
真由美「さぁ?」
ぼんやりと制服を見つめた。
和恵「これから…ここで住むんよね?4人で」
真由美「そう…だね!なんか楽しくなりそう」
奈央「ウチがいるんじゃい!楽しくなるに決まってるけぇ」
恵利華「ふふっ!私も楽しみだなぁ~!ひとりでお散歩できるんだ」
真由美「SPもさすがにこんな所まで…」
和恵「でもみんな大丈夫?家居なくて」
「「…………」」
和恵の一言で3人は考え出した。