17.帰ってきたお嬢様【後編】
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翌日にミクスドの大会を控えた一同。
跡部「(そろそろ、不可解な事件、尻尾を捕まねぇとな)」
眉間にしわを寄せ、部活を見渡す跡部
そこに、椿がやってきた。
綾小路「跡部さん、少しお話があるんですが…」
跡部「話だと?」
怪訝そうな顔をする跡部
綾小路「恵利華さんの事なんですが」
跡部「…何だ」
綾小路「この写真、みてもらってもいいですか?」
跡部は、写真を強く握りしめる
跡部「…………。」
綾小路「あの2人、本当に仲が良いみたいで、つい私も羨ましくなるわ」
忍足「姫さん」
恵利華「え?何?」
跡部「(忍足と……恵利華…だと?)」
綾小路「あの記事が出た時、恵利華さん、元気なかったもの。きっと……」
跡部「…………。」
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忍足「大丈夫なんか?昨日の事話さんで……」
恵利華「いいの。大した事じゃないし」
忍足「いや、あれ頭にでも当たってたら…」
恵利華「コソコソしてる人達だもの。きっと大した事ないわ」
忍足「せめて跡部には話とった方がええんちゃうか?」
恵利華「え…」
忍足「心配すると思うで?」
恵利華「そ…そうかな」
奈央「恵利華~ッ!」
『ガバッ』
忍足「まぁ、そういう事や」
恵利華「………。」
奈央「……?」
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和恵「どうだった?恵利華は」
奈央「いや、ウチがみた限りじゃ今の所大丈夫」
和恵「おかしいな…次は恵利華を狙ってくると思ったのに」
跡部「テメェら、一体何話してやがる。」
奈央「………。明後日はミクスドじゃね~。和恵は仁王と練習しなくて大丈夫?」
和恵「あ、明日の夜、最終調整!(なんか跡部、機嫌悪くない?)」
奈央「(…じゃな)あれ?真由美は………?ウチちょっと探してくる!」
『タタタタタ……』
恵利華「真由美、ちょっと打たない?」
真由美「あ、うん!」
和恵「うぇ!?真由美、居たの!?」
真由美「さっきから居たけど……」
日吉「…樺地の影に隠れてみえてなかったみたいですね」
和恵「うわぁ…最悪。うち、ちょっと外周り走ってくる!」
『タタタタタ……』
和恵「あ、宍戸も行きたいって?仕方ない!特別に一緒に走ってやる」
宍戸「は?俺は練習……おい、離せよ」
『タタタタタ……』
真由美「な…仲良い…ね?」
恵利華「うん……(奈央は…?)」