16.帰ってきたお嬢様【前編】
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「あ…綾小路様!帰ってらしたんですか?」
「ええ」
「「「お帰りなさいませ!綾小路様」」」
16.帰ってきたお嬢様【前編】
氷帝学園の大きな門に、1台の大きな車が止まった。
「綾小路様、イギリスから帰ってらしたんですね」
氷帝学園の男子生徒3名が、車から出てきた1人の女子生徒に集る。
綾小路「私の留守の間、何も変わりはない?」
「あ……まぁ」
綾小路「………?」
「報告するような事でもないんですが……転校生が4名来まして、どうやらテニス部のマネージャーになられたそうです」
綾小路「そう。確か女子マネージャーは1人いたみたいだけど…」
「い…いえ、男子テニス部のマネージャーです」
綾小路「え!?一体誰が許可を…」
「噂なんですが……榊先生が、和恵様を気にいったからなんとかって…」
綾小路「榊先生が………。会わせてくださる?その和恵って方に」
「は……はい!!」
所変わってこちらは食堂。
「キャー!和恵様ー!」
和恵「Aランチね」
「俺もAランチ!」
「私も!!」
「「「「Aランチ下さいっ!!」」」」
恵利華「和恵ちゃんはAランチか。私は……スペシャルセットにしようかな?」
「俺もスペシャ「スペシャルセット全部下さい!俺と恵利華さん以外には売らないで!」はぁ!?じゃあ俺は5倍の値段で買うぜ!」
「俺は10倍だ!!」
真由美「す…凄いね、相変わらず…」
真由美が奈央の方を見ると、すでにたくさんの人だかりが出来ていた。
真由美「(奈央の人気、忘れてた。)」
「ね、ねぇ、真由美ちゃん俺と一緒に食べない?」
「俺と食べようよ!奢ってあげるしっ」
真由美「え……えと…(誰か早く戻ってきて…)」
真由美は困ったように下を向いた。
綾小路「な…何なのこれ…」
食堂に来れば、ワイワイガヤガヤとまるでトップアイドルが町でお買い物をしてるよう
「
綾小路「
「はい、あの黒髪の女の……」
綾小路「……わかりました。」