15.天使の鬼退治
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【立海大附属】
恵利華「あの~…」
千石「いやぁ~こんな所でこんな可愛い子に会えるなんて~ラッキー」
恵利華「………。」
大石「千石…女の子が困ってるじゃないか。」
後ろから青学の2人もやってきた。
千石「よっ!お2人さん」
手塚「………。(随分綺麗な顔の女子だな…)」
恵利華「あ、あの私…」
大石「あぁ、君は…迷子かな?」
恵利華「え…迷子…?」
呆気にとられる恵利華
「すまんがどいてくれ!」
千石「よう不動産」
橘「あ…あれ?…女子?」
恵利華「こ…こんにちは」
橘「こ…こんにちは」
ワイワイガヤガヤと抽選会場ではなく、恵利華の前に集まる部員達
「あれ?あの子は…」
恵利華「あ…銀華中……」
堂本「これはこれは氷帝のお姫様じゃないですか」
千石「え!?じゃあ氷帝の四天王の1人…」
堂本「今日は俺に会いにきたんだろ~?」
不意に顔を反らす恵利華。
恵利華「テニスコートはどちらかしら?」
千石「え?テニスコート…?たぶんあっちだけど、それより「ありがとう」」
『スタスタスタ……』
「「「(か、可愛い……)」」」
真由美「レギュラーよし!さて、準レギュラーは……」
各自試合を始めた部員達に安心した真由美は、準レギュラーのコートに向かう事に。
真由美「(練習試合って、榊先生が用意してくれたのかな?)………騒がしいな」
コートに近付く度に騒がしさが増す。
1人が真由美に気が付き、慌てて近づいた。
「真由美部長代理!大変です…!準レギュラーが次々と…っ!」
真由美「え?ちょっと待って、落ち着いて?」
状況が理解できない真由美は部員を宥める
「(な…和むなぁ…)………は!大変なんです!このままでは全滅してしまいます!」
真由美「全滅?今練習試合よね?100人もいて全滅って………」
「とにかく早く来てください!このままでは、一人の2年生に……」
真由美「ねぇ、どこと練習試合してるの?」
「六角……六角中学テニス部です!その中の天根ヒカルという2年生が…」
真由美「わかった。すぐに行くから!」
真由美はノートとラケットを入れ替えると、すぐに駆けつけた。
【準レギュラーコート】
真由美「………。」
「あ、真由美先輩……」
「あの、これは……」
倒れている部員達をみて、真由美はラケットを握りしめた。
『スタスタスタ……』
「真由美先輩、危ないですよ!」
天根「……何だ?今は試合ちゅー…」
コートに立つ真由美に目を丸くする六角メンバー
真由美「私がお相手します」
真由美の目付きは変わっていた。