15.天使の鬼退治
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手塚「桃城、俺達は必ず全国へ行く。次のランキング戦で戻ってこい。」
桃城「へーい」
『タタタタタ……』
15.天使の鬼退治
真由美「ささ!みんな一列に並んで!」
関東大会を数日に控えた部員達。
真由美はノートを手に、いつもより気合いの入った様子だった。
和恵「真由美のやつ、ハリキってるな」
忍足「部活任す言われたんが、よっぽど嬉しいんやろ」
樺地「ウス」
跡部と恵利華が抽選会場に向かい、真由美が部を任された。
真由美「(今日は真由美がしっかりしなくっちゃ!)」
ノートを握りしめる真由美。
気合いは充分だった。
和恵「ね、抽選会ってどこでするの?」
鳳「昨年の優勝校、立海大附属です」
和恵「立海ね~…。跡部の車ならすぐか」
無意識に空を見上げた和恵。
しばらく仁王と連絡をとっていないらしい。
奈央「真由美、今日のメニューは?」
真由美「奈央、和恵、忍足くん、向日くんは、対オーストラリアンフォーメーション。奈央、和恵、2人でオーストラリアンフォーメーションやって。」
奈央/和恵「「いきなり!?」」
真由美「……数日前に、恵利華からこの本読んどくように言われなかった?」
和恵「読んだけど……さ」
真由美「読んどくってことは会得しといてって事だからね!……30分あげるから、走りながら奈央、説明してあげてね」
奈央「部長代理で良かったね。さぁ、早く走るけぇ」
和恵「へーい」
『タタタタタ……』
向日「侑士!組み合わせどーなるんだろな」
忍足「都大会1位がうちで、2位が山吹やから……まぁいきなり立海とかとは当たらんやろな」
真由美「青学はクジによるけど…たぶん1回戦じゃ当たらないよね!……さあ、2人もアップしてね」
忍足「ほな岳人いくで」
向日「ああ!」
『タタタタタ……』
真由美「他はレギュラーは今から言う組み合わせと練習試合!準レギュラーは……」
日吉「真由美先輩、準レギュラーは違う練習試合があるそうです」
真由美「そうなの?…あ、ヒヨはレギュラーと練習してね?」
日吉「わかりました。」
こうして氷帝テニス部の練習が始まった。