14.ボーリングに行こうよ
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そしてボーリング勝負が始まった様子。
堂本「はっはー!!」
「お!堂本ストライクじゃん!」
跡部「…ほらよ!」
『カンッ』
跡部「!」
4投球終わって氷帝スコア98、銀華スコア105
跡部「チッ…(球が投げにくいな。気のせいか…?)」
忍足「…………。」
宍戸「どらぁ!」
『ガコンッ』
宍戸「あぁ!?」
珍しく宍戸がガーターを出した。
奈央「おかしいけん」
真由美「おかしい?何が」
奈央「亮のフォーム、さっきと変わってないのにあの球の起動……」
田代「行くぜ……『ガコンッ』ひゃっほう!トリプル!」
真由美「み…みんなどうしたんだろう…」
心配そうに見つめる真由美。
鳳「なんかおかしくないですか?」
和恵「おかしい…………ん?」
和恵がボールを拭く福士を見つめた。
和恵「あ…油?」
恵利華「そういう事か」
奈央「野蛮な奴らじゃけぇ」
真由美「最低!」
トリックに気が付いた4人は銀華を睨んだ。
和恵「うちを目の前に悪戯をするとはいい度胸だね」
和恵の目付きが変わった。
奈央「あ~あ。何か企んでる目じゃけぇ」
真由美「みんなにこの事知らせなくていいの?」
恵利華「大丈夫、このゲームすぐに終わるよ」
真由美「……?」
和恵の行く末を見届ける3人。
和恵がスタッと立ち上がった。
真由美「和恵さっきから何してるんだろう?」
恵利華「さぁ?」
和恵「あ、ボールどうぞ」
堂本「ありがとう!頑張るよ!!」
奈央「手に持ってるの何?」
和恵「これ?知りたい?」
奈央「………」
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その頃、隣の氷帝レーンでは……
『ガコンッ』
宍戸「おっしゃ!」
ストライクをとり、違和感のある球にもようやく慣れてきた様子だ。
忍足「宍戸に負けてられんなぁ」
『ガコンッ』
跡部「あーん?俺様がキングだ!」
『ガコンッ』
真由美「わぁ、トリプル!」
恵利華「ふふっ。あれ、和恵ちゃんおかえり」
和恵が席に戻ると、楽しそうに銀華レーンを見た。
堂本「行くぜ………ん……手からボールが離れ『ゴン』」
顔面にボールがクリティカルヒットした堂本。
恵利華/真由美「「………」」
田代「ど…堂本!?………ダメだ。完全にのびてる…」
福士「じゃあ俺が………!?球が離れね……『ゴンッ』」
田代「福士ィィイ!!?」
真由美「ちょっと…やりすぎ?」
和恵「いーんだってこれくらい!」
奈央「その手に持ってるものって……」
和恵「瞬間接着剤」
真由美「球…手から離れないんじゃ……」
恵利華「離れないよね」
真由美「………」
敵に回したくないと恐れた真由美だった。