12.遠足~エンジョイ注意報
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『タタタタタ……』
真由美「(何々!?真由美達どうなってるの!?)」
助けを求めるように恵利華を見る真由美
恵利華「大丈夫よ、私、これ持ってるからね」
制服のポケットを指差した。
そこには跡部から預かっているゴールド携帯が入っている。
それに気がついた真由美は、少し安心した様子だった。
和恵「あ!発見」
前方に華麗に走るミッキィを発見した和恵は飛び上がった。
和恵「うちの友達に………手を出すなやァァア!!」
ミッキィ「!?」
『ドカッ』
恵利華「わっ」
真由美「やっ」
急に下ろされバランスを崩した2人。
和恵「アンタね!一体何がしたかったわけ?」
跡部「居たぞ!」
忍足「和恵ちゃん…?」
和恵に続いてようやくみんなが揃おうとしていた。
真田「恵利華、怪我をしてるぞ」
丸井「真由美もじゃん、大丈夫か?」
恵利華「ありがとう…」
真由美「目が回ったよ…」
奈央「………。」
ミッキィを睨む奈央
すると跡部がスポッとミッキィの顔を取った。
跡部「お前……氷帝の…」
向日「阪本!?」
思わず声を上げた。
阪本「すみませんでした!!恵利華さんを拐うように言われて……」
跡部「テメェ、俺様に喧嘩売ってやがるのか」
真由美「えと……真由美は…?ι」
阪本「い…いや……えっと…」
奈央「ハッキリしんちゃい!」
奈央の言葉に、阪本は拳を握りしめた。
阪本「真由美ちゃんがあまりにも可愛くて……それで…。………俺!好きなんだ!真由美ちゃんが!」
真由美「え?」
和恵「真由美って“意外に”モテるんだよね~」
芥川「そういえば、前クラスで可愛いって言ってる人いたC」
真田「それにしても、連れ去るなんてたるんどるぞ!男なら地に足をつけて真っ正面から告白せんか!!」
真田の怒声にたじろぐ阪本。
もう一度深々と謝ると、急ぎ足で去って行った。
奈央「跡部達がおって、なんでこんな事になったんじゃか」
恵利華「まぁまぁ!何もされてないし……ね!」
奈央「じゃけど…」
納得いかない様子の奈央に、告白をされ、未だに顔が赤い真由美
柳「俺もついていながらすまない」
奈央「済んだ事じゃけぇ…」
跡部「恵利華、怪我ねぇか?」
忍足「真由美ちゃん、怖かったやろ?堪忍な」
恵利華「大丈夫だよ、ありがとう」
真由美「真由美も1人だったら怖かったけど……恵利華もいたし、忍足くんも追いかけてくれたし……」
忍足「真由美ちゃん…」
奈央「………。」
和恵「ま!無事で何よりじゃね?そんな事より、うち、ゲーセン行ってみたい!」
丸井「行ってみたいって……行ったことないのかよ!」
和恵「な…いね。うち、テレビでみて憧れてたんだ!!ゲーセンって、UFOでぬいぐるみ取れるんでしょ?」
真田「何!?」
忍足「…娯楽、全然知らへんねんな」
恵利華/真由美「「(ゲーセンって何だろう…?)」
忍足の言葉に聞けなくなってしまった2人。
奈央「恵利華!俺のダンス、披露しちゃるけぇ」
恵利華「ダンス…?」
宍戸「奈央、勝負しようぜ!」
奈央「のった!!」
『タタタタタ……』
恵利華「……?」
和恵「うちもゲーセン!」
『タタタタタ……』
真田「中学生がゲームセンターなど、たるんどる!」
跡部「今日は特別だ。真田、その頭の固さは相変わらずだな」
真田「貴様こそ、相変わらず派手だな」
柳「待て弦一郎、ここはディズニィランドだ。たまには羽目を外してもいいと思うが…」
真田「ふん!所詮はゲームセンターだ。俺は違うところに…」
恵利華「真田くん、違う世界を知るのも1つのお勉強ですよ?さあ、行きましょう」
真田「なっ…恵利華、離さんか!」
恵利華「♪」
『スタスタスタ……』
柳生「…私達も行きましょうか」
真由美「うん!」
跡部「よし、ゲームセンターも貸し切りにしてやる。自由に遊べ」
忍足「(別に貸し切りまでせんでも…)」
こうしてみんなはゲームセンターに向かった。