私とジェイド6
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シアとジェイドの2人はそろそろ訓練所をあとにしようとした時だ
「待てよ!シア…だったっけ…」
「あ、名前、覚えてたんですね」
「なんで准尉なんだよ?」
「……ん?」
「シアくらいの腕だったらもっと階級上のはずだろ…?」
「……“女”だから…」
「…え?」
「いくらピオニー陛下やカーティス大佐が認めてくれても、周りが女だから…認めてくれない。だからですよ。もちろんみんながみんなそうとは限らないんですけどね」
最後、ルミスに優しく笑ってみせたシア
ルミスはその笑みは少しだけ悲しそうにも見えた
「…次……、次も勝負しろよ!次はもっと俺も強くなってるからよ。あと、女ごときとか言って悪かったな…」
シアはルミスが謝ったことが余程意外だったのか、驚いたような表情をしてみせた
「な、な、なんだよ!!?そんなに俺が謝っちゃ悪りぃかよっ!!?」
「あはは!いえいえ…とんでもありません。では、次を楽しみにしてます」
「もし…次、俺が勝ったら…シア…俺のとこに嫁に来いよ」
「………は?えええぇ?」
「いいな!次の勝負まで首洗って待ってろよな」
言いたいだけ言って、ルミスは恥ずかしさからかその場を走り去って行った
「あ~もぅ…勝手なんだから…」
シアが額に手を当てて呆れていると、ルドルフとハンプティ中将が歩み寄ってきた
「准尉ありがとう。おかげでうちの馬鹿息子も心を入れ替えてくれそうだ」
「がはは。告られちまったな。こりゃ、孫の顔が楽しみだ」
「ちょっとぉ…!!」
「准尉。終わったのなら早く仕事に戻りますよ」
「え!?」
ジェイドはシアの腕をガシッと掴むと、執務室まで引っ張っていった
「さて、そろそろ戻るか」
ピオニーとルドルフも謁見の間に戻って行く
ハンプティ中将はというと…
「…ふ~ん…嫉妬か?…意外だな…。ジェイド君とシアか…。前のパーティでは冗談半分に虫除けにとジェイド君をパートナーに仕向けたが⋯そっちの組み合わせも面白そうだ」
ハンプティ中将は煙草をくわえながら、楽しそうにジェイドとシアの後ろ姿を見送っていた
「待てよ!シア…だったっけ…」
「あ、名前、覚えてたんですね」
「なんで准尉なんだよ?」
「……ん?」
「シアくらいの腕だったらもっと階級上のはずだろ…?」
「……“女”だから…」
「…え?」
「いくらピオニー陛下やカーティス大佐が認めてくれても、周りが女だから…認めてくれない。だからですよ。もちろんみんながみんなそうとは限らないんですけどね」
最後、ルミスに優しく笑ってみせたシア
ルミスはその笑みは少しだけ悲しそうにも見えた
「…次……、次も勝負しろよ!次はもっと俺も強くなってるからよ。あと、女ごときとか言って悪かったな…」
シアはルミスが謝ったことが余程意外だったのか、驚いたような表情をしてみせた
「な、な、なんだよ!!?そんなに俺が謝っちゃ悪りぃかよっ!!?」
「あはは!いえいえ…とんでもありません。では、次を楽しみにしてます」
「もし…次、俺が勝ったら…シア…俺のとこに嫁に来いよ」
「………は?えええぇ?」
「いいな!次の勝負まで首洗って待ってろよな」
言いたいだけ言って、ルミスは恥ずかしさからかその場を走り去って行った
「あ~もぅ…勝手なんだから…」
シアが額に手を当てて呆れていると、ルドルフとハンプティ中将が歩み寄ってきた
「准尉ありがとう。おかげでうちの馬鹿息子も心を入れ替えてくれそうだ」
「がはは。告られちまったな。こりゃ、孫の顔が楽しみだ」
「ちょっとぉ…!!」
「准尉。終わったのなら早く仕事に戻りますよ」
「え!?」
ジェイドはシアの腕をガシッと掴むと、執務室まで引っ張っていった
「さて、そろそろ戻るか」
ピオニーとルドルフも謁見の間に戻って行く
ハンプティ中将はというと…
「…ふ~ん…嫉妬か?…意外だな…。ジェイド君とシアか…。前のパーティでは冗談半分に虫除けにとジェイド君をパートナーに仕向けたが⋯そっちの組み合わせも面白そうだ」
ハンプティ中将は煙草をくわえながら、楽しそうにジェイドとシアの後ろ姿を見送っていた
