私とジェイド6
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「あんたなめてる?悪いけど俺、一流の師匠の指導受けてるんだぜ」
「では、本気でかかってきて下さい。私も少しだけ本気でいかせて頂きます」
最初とは打って変わって真面目な表情でシアは言った
そこには最初のような軽さは全く感じられなかった
「ちっ!なめやがって!」
ルミスは地をおもいきり蹴るとシアに斬りかかってきた
「またあんたのその剣、弾き飛ばしてやるよ」
だが、シアは斬りかかってくるルミスの剣を軽々と避ける
何度もルミスは剣を振るがことごとく避けられる
これはまた最初と同じパターンとルミスは思った
「ちっ!またちょこまかと逃げやがって」
「どうして当たらないかわかります?」
「はぁ?――――っ!!!!」
ルミスはハッとした
なぜならシアがいつのまにかすぐ目の前にいたからだ
しかも…………
「当たらないのは⋯ここ⋯脇が開いているからですよ」
ルミスはゾッとした
今、シアの剣はルミスのすぐ脇の下にあったからだ
ルミスの剣を持つ手をシアは押え、自分はルミスの脇下に剣をあてたのだ
実際の戦場なら、少しでも振り上げていれば、まずその腕は吹き飛んでいただろう
「ダメですよ。ルミス様?肘、肩、首!師匠に言われませんでしたか?」
容赦なくシアは指摘した箇所をルミスには当たらぬよう、ギリギリのところで剣の先端を向ける
「ぐっ……」
ルミスはシアの指摘に悔しそうに顔を歪めている
「――――ひっ!!?」
「これでは落第点ですね。ルミス様」
最後は素早くルミスの懐に入ると、先程とは立場が逆転し、シアがルミスの喉元に剣を突きつけた
「そこまで!」
ハンプティ中将が2人の間に入る
「准尉ご苦労」
「はい中将」
「ルミス分かったか?お前は自らの技術に溺れ、練習を怠った」
「―――――っ……」
「これに懲りたら自分の力に傲るな。私は息子だ、貴族だからとて甘やかす気はない」
ルミスは父の言葉に返す言葉がなかった
「…ちょっとやりすぎましたかねぇ?」
「いえ、あれでよかったと私は思いますよ。ところで准尉」
ジェイドは清々しい笑顔をシアに向ける
「はい?」
「さっきの話の件、忘れてはいませんよね?」
「え~っと…やっぱり?」
「はい」
笑顔のジェイド
「あ、あははは…は…ですよね…」
笑顔のシア
これから遊びすぎたツケのお説教が待っているとシアはがっくり肩を落とす
「では、本気でかかってきて下さい。私も少しだけ本気でいかせて頂きます」
最初とは打って変わって真面目な表情でシアは言った
そこには最初のような軽さは全く感じられなかった
「ちっ!なめやがって!」
ルミスは地をおもいきり蹴るとシアに斬りかかってきた
「またあんたのその剣、弾き飛ばしてやるよ」
だが、シアは斬りかかってくるルミスの剣を軽々と避ける
何度もルミスは剣を振るがことごとく避けられる
これはまた最初と同じパターンとルミスは思った
「ちっ!またちょこまかと逃げやがって」
「どうして当たらないかわかります?」
「はぁ?――――っ!!!!」
ルミスはハッとした
なぜならシアがいつのまにかすぐ目の前にいたからだ
しかも…………
「当たらないのは⋯ここ⋯脇が開いているからですよ」
ルミスはゾッとした
今、シアの剣はルミスのすぐ脇の下にあったからだ
ルミスの剣を持つ手をシアは押え、自分はルミスの脇下に剣をあてたのだ
実際の戦場なら、少しでも振り上げていれば、まずその腕は吹き飛んでいただろう
「ダメですよ。ルミス様?肘、肩、首!師匠に言われませんでしたか?」
容赦なくシアは指摘した箇所をルミスには当たらぬよう、ギリギリのところで剣の先端を向ける
「ぐっ……」
ルミスはシアの指摘に悔しそうに顔を歪めている
「――――ひっ!!?」
「これでは落第点ですね。ルミス様」
最後は素早くルミスの懐に入ると、先程とは立場が逆転し、シアがルミスの喉元に剣を突きつけた
「そこまで!」
ハンプティ中将が2人の間に入る
「准尉ご苦労」
「はい中将」
「ルミス分かったか?お前は自らの技術に溺れ、練習を怠った」
「―――――っ……」
「これに懲りたら自分の力に傲るな。私は息子だ、貴族だからとて甘やかす気はない」
ルミスは父の言葉に返す言葉がなかった
「…ちょっとやりすぎましたかねぇ?」
「いえ、あれでよかったと私は思いますよ。ところで准尉」
ジェイドは清々しい笑顔をシアに向ける
「はい?」
「さっきの話の件、忘れてはいませんよね?」
「え~っと…やっぱり?」
「はい」
笑顔のジェイド
「あ、あははは…は…ですよね…」
笑顔のシア
これから遊びすぎたツケのお説教が待っているとシアはがっくり肩を落とす
