私とジェイド6
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
訓練所の少し離れた所では…
「おーおーシアの奴、余所見して危ねぇなぁ」
「……いや。恐らくこっちに気づいたんだろう。なぁ、大佐?」
「えぇ。まぁ、軍人としては当然です。これくらいできてもらわねば…」
「ハンプティ。お前のところの娘、なかなかやるな」
ピオニー、ジェイド、ハンプティ中将と一緒に来ていたルミスの父、ルドルフが関心したように言った
「はははは!だろ?戦闘の才能ならうちの家で一番だ」
「にしてもハンプティ中将…」
「ん?大佐なんだね?」
「少し遊びすぎなのはどうかと思いますがね…」
ジェイドは呆れ口調でシアを指差す
「お?確かシアの奴、右利きだったよな?」
ピオニーが気付き、指摘すると…
「んん…っ」
ハンプティ中将は咳払いしてハァと、短く息を吐いていた
「!!?」
突然、刃の交じり合う音が変わって、一本の剣がくるくると宙を舞う
「くくっ⋯一応、勝負あったな?」
宙に舞ったのはシアの剣
剣はカランと地面に落ち、虚しげな音を立てた
そして、見事勝利を勝ち取ったルミスは、どうだと言わんばかりにシアの喉元に剣を突きつけてみせる
「……お見事です。降参ですよ。ルミス様」
「はっ!女ごときが俺に勝てると思ったら大間違いなんだよ!」
ルミスがそう言うと、パチパチと手を叩くピオニーと呆れ顔でシアを見つめるジェイド、そしてハンプティ中将にルドルフも現れる
「オヤジっ!?なんでここに!」
「げっ!!?」
(いるのは知ってたけど、今こっちくるなんて·····)
「お見事です。ルミス様。それに、ハンプティ准尉」
「は、⋯は~い⋯ソレハ、ソレハ、アリガトウゴザイマス」
シアはどこか諦めたような顔をしながら、それもあからさまな棒読みで返事をし、ジェイドへ形だけの敬礼をした
「この後お話があります」
「はぁ~い…」
(うぅ゙…絶対怒られる…)
「では、行きますよ。それでは私達はこれで」
と、ジェイドがルドルフ達に挨拶すると…
「カーティス大佐。もう少しお時間頂いてもよろしいですかな?」
「…?はい。構いませんが、一体何を?」
ルドルフは落ちていたシアの剣を拾い上げると、剣の柄をシアへ向ける
「…え?えーっと⋯」
「今度はさっきとは反対側の手で息子と勝負してくれないか?」
「…あ、あたしは構いませんけど…」
チラッとシアはルミスを見た
「はぁ?何度やっても同じだよ。ましてや今度は反対側の手?そんなの俺の圧勝に決まってんだろ」
「ルミス!いいんだな?」
「え、⋯あぁ別にいいけど…」
「じゃ、お先にルミス様からどうぞ。どこからでもいいです」
シアはルドルフから剣を受け取ると今度はしっかり右手で持ち、握りしめた
「あんた構えなくていいの?」
「はい。私はこのままで大丈夫ですよ」
「おーおーシアの奴、余所見して危ねぇなぁ」
「……いや。恐らくこっちに気づいたんだろう。なぁ、大佐?」
「えぇ。まぁ、軍人としては当然です。これくらいできてもらわねば…」
「ハンプティ。お前のところの娘、なかなかやるな」
ピオニー、ジェイド、ハンプティ中将と一緒に来ていたルミスの父、ルドルフが関心したように言った
「はははは!だろ?戦闘の才能ならうちの家で一番だ」
「にしてもハンプティ中将…」
「ん?大佐なんだね?」
「少し遊びすぎなのはどうかと思いますがね…」
ジェイドは呆れ口調でシアを指差す
「お?確かシアの奴、右利きだったよな?」
ピオニーが気付き、指摘すると…
「んん…っ」
ハンプティ中将は咳払いしてハァと、短く息を吐いていた
「!!?」
突然、刃の交じり合う音が変わって、一本の剣がくるくると宙を舞う
「くくっ⋯一応、勝負あったな?」
宙に舞ったのはシアの剣
剣はカランと地面に落ち、虚しげな音を立てた
そして、見事勝利を勝ち取ったルミスは、どうだと言わんばかりにシアの喉元に剣を突きつけてみせる
「……お見事です。降参ですよ。ルミス様」
「はっ!女ごときが俺に勝てると思ったら大間違いなんだよ!」
ルミスがそう言うと、パチパチと手を叩くピオニーと呆れ顔でシアを見つめるジェイド、そしてハンプティ中将にルドルフも現れる
「オヤジっ!?なんでここに!」
「げっ!!?」
(いるのは知ってたけど、今こっちくるなんて·····)
「お見事です。ルミス様。それに、ハンプティ准尉」
「は、⋯は~い⋯ソレハ、ソレハ、アリガトウゴザイマス」
シアはどこか諦めたような顔をしながら、それもあからさまな棒読みで返事をし、ジェイドへ形だけの敬礼をした
「この後お話があります」
「はぁ~い…」
(うぅ゙…絶対怒られる…)
「では、行きますよ。それでは私達はこれで」
と、ジェイドがルドルフ達に挨拶すると…
「カーティス大佐。もう少しお時間頂いてもよろしいですかな?」
「…?はい。構いませんが、一体何を?」
ルドルフは落ちていたシアの剣を拾い上げると、剣の柄をシアへ向ける
「…え?えーっと⋯」
「今度はさっきとは反対側の手で息子と勝負してくれないか?」
「…あ、あたしは構いませんけど…」
チラッとシアはルミスを見た
「はぁ?何度やっても同じだよ。ましてや今度は反対側の手?そんなの俺の圧勝に決まってんだろ」
「ルミス!いいんだな?」
「え、⋯あぁ別にいいけど…」
「じゃ、お先にルミス様からどうぞ。どこからでもいいです」
シアはルドルフから剣を受け取ると今度はしっかり右手で持ち、握りしめた
「あんた構えなくていいの?」
「はい。私はこのままで大丈夫ですよ」
