私とジェイド8
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「どうした?具合でも悪いか?」
「……別に」
「士官学校は楽しかったか?」
「………………」
「試験の内容は馬鹿げた内容に思えるかもしれんが、陛下なりに考えた危険のない力量を計るものだ」
体育座りで、顔を膝に埋めるシアに諭すように語る
「俺はお前を俺のいる第一師団に入れたいと思ってるぞ」
「!?」
予想外の言葉に膝に埋まっていたシアの顔がロヴェル少佐の方を見た
「お、やっとこっちを見たな。お前⋯この試験の意図は分かってるんだろ。それに最初っから気づくって事はやっぱり優秀だよ。士官学校からの評価表なんて当てにならねぇよ。だからなおのこと、お前の力量がみたい。お前自身の、な」
ロヴェル少佐はすかさず、真っ直ぐにシアを見て言った
「お前がハンプティ中将の娘だと無論、俺達師団長も陛下も皆が知ってる。だからといって中将と比べたりはしない。あくまでお前自身の力量を見たいんだ」
「………………」
やがて、今まで黙りこくっていたシアが、重々しく告げた
「嘘………。だって士官学校の時もそうだった。比べないって言っておいて、いざ試験の時にいい成績を取れば、決まって言うのは“さすがハンプティ中将の娘だ”」
端正な顔を歪め、銀色の瞳を悲しげに揺らして話し続ける
「悪い点や態度が悪ければ、“中将の娘のくせに”ってね。それにあの人のやたら広い人脈目当てでやたら媚びてくる教官だっていた·····」
「………お前…。そうか」
ロヴェル少佐は思った
彼女の心を一番最初に傷つけたのは、他でもない自分達大人だった
親の肩書きはさぞ重苦しく、鬱陶しかっただろう
でも、そこが逆にロヴェル少佐がシアを欲しがる欲望を駆り立てた
大抵親が偉いとその肩書きに依存する方が多い
でもシアはその逆だ
依存したくない、自分の実力を見て欲しい……
シア自身、そうだと口には出してはないが、彼女自身こうして軍人になり、比べられたくないというのはそういうことだろう
「ますますお前を第一師団に入れたくなった。俺は中将の娘だろうと、関係ない。素行が悪ければ仕置きも覚悟しておけ」
「………変なの。士官学校の評価表みたらあたしなんて鬱陶しがられてるはずなのに」
「ま、確かにそう思ってる奴が多い。ハンプティ中将の娘ってなれば、扱いにも戸惑う者もいるだろうな」
「………はっきり言うんだ。でも今までの人とは違う……」
ポツリと呟くシアの曲がりくねった心に少しだけ一筋の光が差し込めた
「ん?なんか言ったか?」
「別に…」
「よし!じゃあ、お前も第一師団の一員なら、みんなに混ざって行ってこい!」
「ちょっ!!?勝手に決めないでよ!あたしまだ、そんなこと言って…って!わぁっ!!?」
ロヴェル少佐はシアの首根っこを掴み、部屋の外へと放り投げる
「いったぁ~」
「ガハハ!まぁ、頑張れよ!」
「……別に」
「士官学校は楽しかったか?」
「………………」
「試験の内容は馬鹿げた内容に思えるかもしれんが、陛下なりに考えた危険のない力量を計るものだ」
体育座りで、顔を膝に埋めるシアに諭すように語る
「俺はお前を俺のいる第一師団に入れたいと思ってるぞ」
「!?」
予想外の言葉に膝に埋まっていたシアの顔がロヴェル少佐の方を見た
「お、やっとこっちを見たな。お前⋯この試験の意図は分かってるんだろ。それに最初っから気づくって事はやっぱり優秀だよ。士官学校からの評価表なんて当てにならねぇよ。だからなおのこと、お前の力量がみたい。お前自身の、な」
ロヴェル少佐はすかさず、真っ直ぐにシアを見て言った
「お前がハンプティ中将の娘だと無論、俺達師団長も陛下も皆が知ってる。だからといって中将と比べたりはしない。あくまでお前自身の力量を見たいんだ」
「………………」
やがて、今まで黙りこくっていたシアが、重々しく告げた
「嘘………。だって士官学校の時もそうだった。比べないって言っておいて、いざ試験の時にいい成績を取れば、決まって言うのは“さすがハンプティ中将の娘だ”」
端正な顔を歪め、銀色の瞳を悲しげに揺らして話し続ける
「悪い点や態度が悪ければ、“中将の娘のくせに”ってね。それにあの人のやたら広い人脈目当てでやたら媚びてくる教官だっていた·····」
「………お前…。そうか」
ロヴェル少佐は思った
彼女の心を一番最初に傷つけたのは、他でもない自分達大人だった
親の肩書きはさぞ重苦しく、鬱陶しかっただろう
でも、そこが逆にロヴェル少佐がシアを欲しがる欲望を駆り立てた
大抵親が偉いとその肩書きに依存する方が多い
でもシアはその逆だ
依存したくない、自分の実力を見て欲しい……
シア自身、そうだと口には出してはないが、彼女自身こうして軍人になり、比べられたくないというのはそういうことだろう
「ますますお前を第一師団に入れたくなった。俺は中将の娘だろうと、関係ない。素行が悪ければ仕置きも覚悟しておけ」
「………変なの。士官学校の評価表みたらあたしなんて鬱陶しがられてるはずなのに」
「ま、確かにそう思ってる奴が多い。ハンプティ中将の娘ってなれば、扱いにも戸惑う者もいるだろうな」
「………はっきり言うんだ。でも今までの人とは違う……」
ポツリと呟くシアの曲がりくねった心に少しだけ一筋の光が差し込めた
「ん?なんか言ったか?」
「別に…」
「よし!じゃあ、お前も第一師団の一員なら、みんなに混ざって行ってこい!」
「ちょっ!!?勝手に決めないでよ!あたしまだ、そんなこと言って…って!わぁっ!!?」
ロヴェル少佐はシアの首根っこを掴み、部屋の外へと放り投げる
「いったぁ~」
「ガハハ!まぁ、頑張れよ!」
