私とジェイド4
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「第2試合はシア・ハンプティ准尉――!!」
第1試合に勝ち上がった兵との試合だ
試合の相手は、食堂でも会った先輩兵だった
「よっ!准尉!まさか、こんなに早くお目にかかれとはね」
いつもの調子で陽気に先輩兵が言うと、シアも笑って答えた
「わぁ♪あたしの初戦が先輩なんてラッキーですぅ~!あの時の恨み…晴らさせて頂きますね」
シアは表面上は笑ってはいるが、その目が全く笑っていない
「お、お前…悪そうな顔してるなぁ」
「とんでもない!こ~んなにいい笑顔なのに」
シアがわざとらしい笑みを向けると同時に試合開始のベルが鳴り響いた
開始早々、先輩兵は素早く動き、シアと距離を取り、いち早く詠唱を唱え始めた
「さっすが先輩。抜け目ないですねぇ。でもこれならどうです?」
シアは地を蹴り、真剣を抜いて空中を裂くように一閃入れた
衝撃破が先輩兵に真っ直ぐ向かって行く
それに気づいた先輩は、詠唱を中断せざる得ない状況に陥った
「ちっ…、皮肉じゃないが、さすが大佐仕込み」
「先輩には本当に申し訳ないんですけど、負けたらあたし、大佐からそれはもう恐ろしい目に合うんですよね」
「それがどう―し――た――ッ!!」
急な痛みに、先輩兵の方が先に膝をついた
「知ってますかぁ~?人体のツボって」
「お前、ほんの一瞬をついたな」
とてもいい笑顔でシアは剣を先輩兵の喉元に突きつける
「降参だよ」
先輩兵は負けたと、両手を上げた
「ありがとうございました♪」
「………何があったんでしょう!!?第1試合、ハンプティ准尉の勝ちです!」
審判の声で第1試合は終了した
会場は何があったか把握できない者がざわめいている
それを制す鶴の一声が、会場を一瞬で静かにさせた
第1試合に勝ち上がった兵との試合だ
試合の相手は、食堂でも会った先輩兵だった
「よっ!准尉!まさか、こんなに早くお目にかかれとはね」
いつもの調子で陽気に先輩兵が言うと、シアも笑って答えた
「わぁ♪あたしの初戦が先輩なんてラッキーですぅ~!あの時の恨み…晴らさせて頂きますね」
シアは表面上は笑ってはいるが、その目が全く笑っていない
「お、お前…悪そうな顔してるなぁ」
「とんでもない!こ~んなにいい笑顔なのに」
シアがわざとらしい笑みを向けると同時に試合開始のベルが鳴り響いた
開始早々、先輩兵は素早く動き、シアと距離を取り、いち早く詠唱を唱え始めた
「さっすが先輩。抜け目ないですねぇ。でもこれならどうです?」
シアは地を蹴り、真剣を抜いて空中を裂くように一閃入れた
衝撃破が先輩兵に真っ直ぐ向かって行く
それに気づいた先輩は、詠唱を中断せざる得ない状況に陥った
「ちっ…、皮肉じゃないが、さすが大佐仕込み」
「先輩には本当に申し訳ないんですけど、負けたらあたし、大佐からそれはもう恐ろしい目に合うんですよね」
「それがどう―し――た――ッ!!」
急な痛みに、先輩兵の方が先に膝をついた
「知ってますかぁ~?人体のツボって」
「お前、ほんの一瞬をついたな」
とてもいい笑顔でシアは剣を先輩兵の喉元に突きつける
「降参だよ」
先輩兵は負けたと、両手を上げた
「ありがとうございました♪」
「………何があったんでしょう!!?第1試合、ハンプティ准尉の勝ちです!」
審判の声で第1試合は終了した
会場は何があったか把握できない者がざわめいている
それを制す鶴の一声が、会場を一瞬で静かにさせた