私とジェイド4
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「大佐っ!」
乱暴にシアは執務室の扉を開いた
だがそこにジェイドの姿はない
「⋯⋯⋯あれ?いない?お昼行ってるのかな」
「えぇ、ついさっきまでね」
「きゃっ!!もう!驚かさないで下さい」
突如、シアの背後に青い人影が現れ、シアは小さな悲鳴を上げ、この声の主、ジェイドのいる方を向いた
「いやですね、人を化け物みたいに」
(いや、いや、ある意味化け物ですから)
そんなシアの心情を知らず、ジェイドはにっこり笑っていた
「何か私を探してたみたいですが?」
「そう!そうです!聞きましたよ」
「あぁ、例のやつですね」
「なんですか!勝ち抜き戦のバトルなんて!聞いてないです。しかもあたしも出ることになっちゃってますよね?」
「えぇ、中将と陛下の強い希望でしたので」
「またあの悪巧みコンビか…」
怒りで拳を震わせながら、小さく呟いた
「てゆーか、なんでグランコクマにめったにいない人が知ってるんですかっ!?」
「陛下が中将にどうだろう、と相談なされてましたからね~。知っての通り、ハンプティ中将は祭り事大好きな方ですし」
ジェイドは実にいい笑顔で答えた
それに対して、シアは壁に手を付き、項垂れ絶句している
「まぁ、あなたの出場は私も賛成ですがね」
シアは、え、っという顔をして、ジェイドを見上げた
「あなたの昇進が間違ったものでないことを証明する為にもね」
珍しく柔らかい、包み込むような笑顔でシアに微笑んだ
そんな珍しいジェイドの表情を見たシアは体温が上がるのを感じ、咄嗟に赤らんだ顔を隠すように俯いて言う
「…ジェイドの馬鹿」
「!…おやおや、珍しいですね。催促せずに、シアからファーストネームで呼んで頂けるとはね」
からかうようにジェイドが言うと、シアの顔はますます赤くなる
「なっ!自分からファーストネームで呼べって言ったんじゃないですか!だ、だから」
ムキになるシアを見てジェイドは笑いを堪えるようにクックッと笑っている
そして拗ねたままのシアはそっぽを向いていたが、そんなのはジェイドにとって問題じゃない
「シア」
シアの顎に触れると、半ば強引に自分の方へ振り向かせた
そして………
お互いの吐息がかかるくらいの距離まで2人は近づき、気づいた時には柔らかい感触が触れ合っていた
それはまるでお互いの気持ちを確かめるように
乱暴にシアは執務室の扉を開いた
だがそこにジェイドの姿はない
「⋯⋯⋯あれ?いない?お昼行ってるのかな」
「えぇ、ついさっきまでね」
「きゃっ!!もう!驚かさないで下さい」
突如、シアの背後に青い人影が現れ、シアは小さな悲鳴を上げ、この声の主、ジェイドのいる方を向いた
「いやですね、人を化け物みたいに」
(いや、いや、ある意味化け物ですから)
そんなシアの心情を知らず、ジェイドはにっこり笑っていた
「何か私を探してたみたいですが?」
「そう!そうです!聞きましたよ」
「あぁ、例のやつですね」
「なんですか!勝ち抜き戦のバトルなんて!聞いてないです。しかもあたしも出ることになっちゃってますよね?」
「えぇ、中将と陛下の強い希望でしたので」
「またあの悪巧みコンビか…」
怒りで拳を震わせながら、小さく呟いた
「てゆーか、なんでグランコクマにめったにいない人が知ってるんですかっ!?」
「陛下が中将にどうだろう、と相談なされてましたからね~。知っての通り、ハンプティ中将は祭り事大好きな方ですし」
ジェイドは実にいい笑顔で答えた
それに対して、シアは壁に手を付き、項垂れ絶句している
「まぁ、あなたの出場は私も賛成ですがね」
シアは、え、っという顔をして、ジェイドを見上げた
「あなたの昇進が間違ったものでないことを証明する為にもね」
珍しく柔らかい、包み込むような笑顔でシアに微笑んだ
そんな珍しいジェイドの表情を見たシアは体温が上がるのを感じ、咄嗟に赤らんだ顔を隠すように俯いて言う
「…ジェイドの馬鹿」
「!…おやおや、珍しいですね。催促せずに、シアからファーストネームで呼んで頂けるとはね」
からかうようにジェイドが言うと、シアの顔はますます赤くなる
「なっ!自分からファーストネームで呼べって言ったんじゃないですか!だ、だから」
ムキになるシアを見てジェイドは笑いを堪えるようにクックッと笑っている
そして拗ねたままのシアはそっぽを向いていたが、そんなのはジェイドにとって問題じゃない
「シア」
シアの顎に触れると、半ば強引に自分の方へ振り向かせた
そして………
お互いの吐息がかかるくらいの距離まで2人は近づき、気づいた時には柔らかい感触が触れ合っていた
それはまるでお互いの気持ちを確かめるように