私とジェイド2
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中庭のテラスに出ると、シアの体が急に宙に浮いた
「なっ!……ちょっと大佐っ!!?」
シアはジェイドに横抱きに抱えられる
「シア、足を靴擦れしてますね」
ジェイドの言葉に体がビクッと小さく跳ねる
「な、なんでそれを……そ、それより降ろしてください!靴擦れくらい大丈夫ですから!」
シアは足をバタバタさせ、抵抗するが、ジェイドの一言にピタリと抵抗するのをやめた
「首に手を回してください。このまま落とされたくなかったらね」
「う…」
シアは渋々ジェイドの言うこと聞き、ジェイドの首に手を回した
そのままレンガ造りの噴水があるところまでくるとレンガのふちに座らせられた
そしてジェイドは地面に膝をつき、シアのヒールを脱がせる
「シア~、これは結構我慢してましたね。とりあえず今は応急処置しかできないのでこれで凌いでください」
そう言ってジェイドは自分のハンカチをシアの靴擦れした足に巻いた
「ありがとう……ございます。あの…それより他のお偉いさん方ほっといていいんですか?あたしならもう大丈夫ですし」
「よくはありませんが、私の有能な部下を優先すべきでしょう」
「なぁ~に調子いいこといってるんですか~?有能なんて思ってない癖にぃ」
「いえいえ。あなたはよ~く陛下のいる場所を把握できているようで助かりますよ」
下がり気味の眼鏡を上げながらジェイドが呟く
「なんか…褒められてる気がしないんですけど…」
「そんなことありませんよ。陛下が見つかるだけでどれだけ仕事がはかどることか」
そして今度は下がってもない眼鏡を上げながら、窓ガラス、皆のいる会場側を見た
「ねぇ、陛下?」
シアもジェイドと同じ所に視線を送った
すると、そこには……
ピオニー陛下、フリングス少将、自分の父にジェイドの両親がいた
「―――ッ!!!陛下っ!!!何してるんですか!?アスランまで!!」
「い、いや…シア誤解しないでくれ…。私は陛下がどうしてもと言うので…その…だから」
「だから?」
ジリジリとフリングス少将に責めよるシアをよそに、ジェイドの方は溜め息を吐きながらハンプティ中将と自分の養父、養母を見た
「まったく。いい年をした大人がなにしてるんですか?」
すると、養父はわざとらしい咳払いをしながら、ハンプティ中将を横目で見ながら言った
「ハンプティがどうしても見たいと言うので、私はその付き合いでだな…なぁ?おまえ?」
「え、えぇ!シアちゃんとジェイドがいい雰囲気だからって!」
そう養母も言いながらハンプティ中将を見た
ハンプティ中将はというと、今度はピオニー陛下を見ながら…
「そりゃぁ~可愛い一人娘と私の優秀な部下が満天の夜空の下で2人きりで話してたら気になるさ。それに陛下が最初に言ったんだよ?見に行こうって」
「な、何!?お前ら俺に罪をかぶせる気か!?」
「「「「はい!」」」」
「大佐ぁ、全員意見一致みたいですよ~」
「そうみたいですね~。では陛下。イグニートプリズンと」
「グラビティどっちがいいですかぁ~?」
不敵に笑うこの2人
怖いくらいいい笑顔である
「い、や…できたらもっとマイルドなやつで頼む」
「なっ!……ちょっと大佐っ!!?」
シアはジェイドに横抱きに抱えられる
「シア、足を靴擦れしてますね」
ジェイドの言葉に体がビクッと小さく跳ねる
「な、なんでそれを……そ、それより降ろしてください!靴擦れくらい大丈夫ですから!」
シアは足をバタバタさせ、抵抗するが、ジェイドの一言にピタリと抵抗するのをやめた
「首に手を回してください。このまま落とされたくなかったらね」
「う…」
シアは渋々ジェイドの言うこと聞き、ジェイドの首に手を回した
そのままレンガ造りの噴水があるところまでくるとレンガのふちに座らせられた
そしてジェイドは地面に膝をつき、シアのヒールを脱がせる
「シア~、これは結構我慢してましたね。とりあえず今は応急処置しかできないのでこれで凌いでください」
そう言ってジェイドは自分のハンカチをシアの靴擦れした足に巻いた
「ありがとう……ございます。あの…それより他のお偉いさん方ほっといていいんですか?あたしならもう大丈夫ですし」
「よくはありませんが、私の有能な部下を優先すべきでしょう」
「なぁ~に調子いいこといってるんですか~?有能なんて思ってない癖にぃ」
「いえいえ。あなたはよ~く陛下のいる場所を把握できているようで助かりますよ」
下がり気味の眼鏡を上げながらジェイドが呟く
「なんか…褒められてる気がしないんですけど…」
「そんなことありませんよ。陛下が見つかるだけでどれだけ仕事がはかどることか」
そして今度は下がってもない眼鏡を上げながら、窓ガラス、皆のいる会場側を見た
「ねぇ、陛下?」
シアもジェイドと同じ所に視線を送った
すると、そこには……
ピオニー陛下、フリングス少将、自分の父にジェイドの両親がいた
「―――ッ!!!陛下っ!!!何してるんですか!?アスランまで!!」
「い、いや…シア誤解しないでくれ…。私は陛下がどうしてもと言うので…その…だから」
「だから?」
ジリジリとフリングス少将に責めよるシアをよそに、ジェイドの方は溜め息を吐きながらハンプティ中将と自分の養父、養母を見た
「まったく。いい年をした大人がなにしてるんですか?」
すると、養父はわざとらしい咳払いをしながら、ハンプティ中将を横目で見ながら言った
「ハンプティがどうしても見たいと言うので、私はその付き合いでだな…なぁ?おまえ?」
「え、えぇ!シアちゃんとジェイドがいい雰囲気だからって!」
そう養母も言いながらハンプティ中将を見た
ハンプティ中将はというと、今度はピオニー陛下を見ながら…
「そりゃぁ~可愛い一人娘と私の優秀な部下が満天の夜空の下で2人きりで話してたら気になるさ。それに陛下が最初に言ったんだよ?見に行こうって」
「な、何!?お前ら俺に罪をかぶせる気か!?」
「「「「はい!」」」」
「大佐ぁ、全員意見一致みたいですよ~」
「そうみたいですね~。では陛下。イグニートプリズンと」
「グラビティどっちがいいですかぁ~?」
不敵に笑うこの2人
怖いくらいいい笑顔である
「い、や…できたらもっとマイルドなやつで頼む」