私とジェイド8
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これから会議室にて対面式は行われる
既に会議室にはこれから入隊する者達が各々席に座り、ピオニー皇帝陛下達が来るのを待っていた
会議室には陛下が来るのを今か今かと期待する、入隊者達の話し声で溢れていた
「陛下かぁ、どんな人なんだろうな」
「俺、どこの師団配属かな。楽しみだぜ」
「第三師団に入る奴はどいつだろうな」
「第三師団?なんかあるのか?」
「あぁ、どうやらその師団長は死霊使いなんて呼ばれてるらしいぜ」
「なんだよ、それ!あやっしいな~」
「ぶっは!!だよな!」
そんな賑やかな一室で足を組み、机に頬杖を付いてつまらなそうにし、まだあどけなさが残る少女が1人いた
「……………」
少女は1人本を開いてるが、それを読んでいるのか、読んでいないのか分からない表情でボーっとしている
そんな彼女の横を女の子が通るとその女の子は意外そうな顔をしてシアの前で足を止めた
「ねぇ、あなた名前は?」
「……………」
つまらなそうにする少女に2人組の女の子が話しかけてきた
少女は読んでいた本から一時、視線を外してその子達を一瞥しただけでなにも言わない
それでも、彼女達の興味は本を読みふける少女にあるようで、めげずに続けて話しかける
「ねぇ、女の子の入隊希望者って少ないよね。せっかくだから一緒の所に配属だといいよね」
「…………」
「あ、思い出した!あなたハンプティさんだよね」
「……………そうだけど…」
渋々、ハンプティと呼ばれた少女はここで漸く返事を返すと、2人組の女の子は顔を見合わせてやっぱり!と頷き合う
「士官学校の1年生の時、同じクラスだったよね!」
「……知ってるなら、どうして話しかけてくるの?」
「え…どうしてって…ねぇ?」
「う…うん」
「………あたしが先生達から悪評だったのは知ってるでしょう?超問題児って有名だったし」
読んでいた本を閉じて、両手を小さく広げたシアは皮肉っぽく笑い、今度はその子達から大きく視線を外した
「でも……」
戸惑いくぐもった声だけが聞こえた時
「失礼します」
扉が開いて、青い軍服を着た男性が入ってきた
「あ!ヤバッ!ハンプティさん。じゃあ、また後でね!行こう!」
「う…うん!」
すると、2人組の女の子達は早々に立ち去って行った
やがて会議室に入ってきた男性の後ろから引き続き、何故か軍服ではないラフな格好をした男性も入ってきた
その後ろをぞろぞろと数人の青い軍服を着た男性が入ってくると、扉はピシャリと閉まり、同時に会議室内はさっきまでの賑やかさはなく、シン…と静まり返る
室内は一気に冷え固まった緊張の空気に一変する
やがて、眼鏡をかけた軍人が話し出した
