私とジェイド
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「シア、俺は別にお前が軍人の家系に生まれたから昇進を薦めてるわけじゃないぞ。実力を認めてるからだ。なぜ頑なに拒む?」
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。もう⋯なんで⋯⋯大佐は⋯そんなこと⋯知ってるかな」
シアはボソッ呟き、瞳に僅かにあった水分がなくなったのを感じると、ピオニーとジェイドに向き直った
「何言ってるんですか!理由は簡単です。面倒くさいからです!」
と、なんの迷いもなくズバッと言い放った
「「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」」
呆気にとられる2人を尻目に更に言葉を続け、ピオニーをチラリと見ながら言った
「士官になんてなったら、カーティス大佐にめちゃくちゃこき使われるじゃないですか!!陛下の書類の処理、行方不明の陛下捜索!」
「ぅ゙…」
シアの言葉に思わず狼狽えてしまったピオニーにジェイドは浅い溜め息を吐くと
「わかりました…では、しょうがありませんね」
「分かっていただいて光栄です。では今度こそ失礼します」
シアがまた扉のノブに手をかけようとした瞬間
ジェイドはパチンと親指と中指を擦り合わせ鳴らす
パチンという音を合図に、数人の兵が入ってきて、シアを取り押さえる
今度はシアが呆気にとられる番だった
「へ……?カーティス大佐これは‥一体どういう‥ことですか?」
「勿論、実力公私ですよシア」
キョトンとするシアをよそに、ジェイドとピオニーはにんまりと笑っている
「シア・ハンプティを下士官・准尉の階級に命ずる!」
・
・
・
「えぇぇ――!ちょっと待って下さいよ!私、受けるなんて…一言も」
「皇帝命令だ」
「――ッそんな…」
「明日には皆に公表する。いいな?…もう一度言う!皇帝命令、だ」
「…くっ⋯わかりましたよ!」
しぶしぶ頷き、シアが部屋を出ようとした時、ピオニーが一言
「あ、そうだシア、お前にはジェイドの下についてもらう。つまり補佐役だな」
おもわず体が固まり、思考停止するシア
「では明日からお願いしますよ。ハンプティ准尉」
「…………う…ウソぉ」
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯。もう⋯なんで⋯⋯大佐は⋯そんなこと⋯知ってるかな」
シアはボソッ呟き、瞳に僅かにあった水分がなくなったのを感じると、ピオニーとジェイドに向き直った
「何言ってるんですか!理由は簡単です。面倒くさいからです!」
と、なんの迷いもなくズバッと言い放った
「「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」」
呆気にとられる2人を尻目に更に言葉を続け、ピオニーをチラリと見ながら言った
「士官になんてなったら、カーティス大佐にめちゃくちゃこき使われるじゃないですか!!陛下の書類の処理、行方不明の陛下捜索!」
「ぅ゙…」
シアの言葉に思わず狼狽えてしまったピオニーにジェイドは浅い溜め息を吐くと
「わかりました…では、しょうがありませんね」
「分かっていただいて光栄です。では今度こそ失礼します」
シアがまた扉のノブに手をかけようとした瞬間
ジェイドはパチンと親指と中指を擦り合わせ鳴らす
パチンという音を合図に、数人の兵が入ってきて、シアを取り押さえる
今度はシアが呆気にとられる番だった
「へ……?カーティス大佐これは‥一体どういう‥ことですか?」
「勿論、実力公私ですよシア」
キョトンとするシアをよそに、ジェイドとピオニーはにんまりと笑っている
「シア・ハンプティを下士官・准尉の階級に命ずる!」
「えぇぇ――!ちょっと待って下さいよ!私、受けるなんて…一言も」
「皇帝命令だ」
「――ッそんな…」
「明日には皆に公表する。いいな?…もう一度言う!皇帝命令、だ」
「…くっ⋯わかりましたよ!」
しぶしぶ頷き、シアが部屋を出ようとした時、ピオニーが一言
「あ、そうだシア、お前にはジェイドの下についてもらう。つまり補佐役だな」
おもわず体が固まり、思考停止するシア
「では明日からお願いしますよ。ハンプティ准尉」
「…………う…ウソぉ」