私とジェイド13
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シアは足をバタバタと動かしてささやかな抵抗をするが、ロヴェル少佐の掴む手はピクリともブレることなくシアの襟首を掴んだままズンズンと深い茂みの方へと歩いてゆく
やがてシアも抵抗する事に疲れたのか、諦めたのか、大人しく運ばれていく
しばらくすると抵抗を諦め、ぐったり力なく項垂れていたシアが突然頭を上げる
「おぉ?気付いたか?」
ロヴェル少佐はニヤリと相変わらず愉しそうに笑って言った
「⋯⋯⋯そりゃあ⋯こんな魔物の殺気バンバンあるところで気付かない方がどうかしてますね」
「と、これがまた新兵はほとんど気づく奴はいないんだな、これがまた」
ローランは肩を竦めて言った
「今回の新人用任務前に一応俺達が厄介な魔物は事前に討伐しておいたが⋯⋯結局どこからかまた現れるんだよな」
「で、当日に各師団長や新人を担当してない役職が主に討伐していくんだが、実力のある新人もバンバン使っていかないと、な!!」
ロヴェル少佐はそう言いながら掴んでいたシアをブンっと投げる
「へっ!!?⋯⋯⋯ちょっ!!!」
華奢なシアの身体は高く宙を舞い、いつもあまり感情を顔に出さないシアも流石に慌てふためく
間髪のところで無事着地するとシアはロヴェル少佐に文句を言おうと顔を上げるが、向いた方向はロヴェル少佐の方とは真逆
「!!」
「という事で選ばれたシアはとりあえず頑張って討伐してくれ」
ロヴェル少佐もシアと同じ方角を見て言う
そこにいたのはオーガーの群れ
オーガーは筋骨逞しい人型のモンスター
棍棒のような武器を持って攻撃してくるのが特徴で攻撃力が高く、振り下ろし攻撃などの物理ダメージは油断できない
数匹なら新兵にでも何とか倒す事は可能だろう
だがそれが群れとなると新人ではまず太刀打ちできない
そんなところにシアは上官に投げ入れられたのだ
やがてシアも抵抗する事に疲れたのか、諦めたのか、大人しく運ばれていく
しばらくすると抵抗を諦め、ぐったり力なく項垂れていたシアが突然頭を上げる
「おぉ?気付いたか?」
ロヴェル少佐はニヤリと相変わらず愉しそうに笑って言った
「⋯⋯⋯そりゃあ⋯こんな魔物の殺気バンバンあるところで気付かない方がどうかしてますね」
「と、これがまた新兵はほとんど気づく奴はいないんだな、これがまた」
ローランは肩を竦めて言った
「今回の新人用任務前に一応俺達が厄介な魔物は事前に討伐しておいたが⋯⋯結局どこからかまた現れるんだよな」
「で、当日に各師団長や新人を担当してない役職が主に討伐していくんだが、実力のある新人もバンバン使っていかないと、な!!」
ロヴェル少佐はそう言いながら掴んでいたシアをブンっと投げる
「へっ!!?⋯⋯⋯ちょっ!!!」
華奢なシアの身体は高く宙を舞い、いつもあまり感情を顔に出さないシアも流石に慌てふためく
間髪のところで無事着地するとシアはロヴェル少佐に文句を言おうと顔を上げるが、向いた方向はロヴェル少佐の方とは真逆
「!!」
「という事で選ばれたシアはとりあえず頑張って討伐してくれ」
ロヴェル少佐もシアと同じ方角を見て言う
そこにいたのはオーガーの群れ
オーガーは筋骨逞しい人型のモンスター
棍棒のような武器を持って攻撃してくるのが特徴で攻撃力が高く、振り下ろし攻撃などの物理ダメージは油断できない
数匹なら新兵にでも何とか倒す事は可能だろう
だがそれが群れとなると新人ではまず太刀打ちできない
そんなところにシアは上官に投げ入れられたのだ
