私とジェイド12
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「じゃあ、今日はこれで解散だ!明日もいつも通りだから遅刻するなよー」
ロヴェル少佐の呼び掛けに大ブーイングが巻き起こるが、ロヴェル少佐はガハハと豪快に笑いながら続けた
「遅刻者1人につき走り込み5kmずつ増えるからな~。連帯責任だ」
「ったく⋯ロヴェル少佐らしい。シアはどうする?俺達はもう1件行くけど」
ローランが聞くとシアは首を横にフリフリと振る
「いえ。もう今日は帰ります」
「そうか。他に帰る奴もいるみたいだから1人で歩く事はないと思うが、気をつけて帰れよ」
「はい」
そう挨拶を交わすと、ローラン達と別れ、シアは宿舎へと向かう事にした
シアは雲一つない夜空を見上げながら、ゆっくりとその足を進めた
そのせいか気づくと周囲には誰も歩いていた人はいなくなっていた
それでも気にすることなくマイペースに歩いていると
ドンッ
「うっ!!」
空を眺めながらだったせいで何かにぶつかって身体がよろめく
「おっと、これは失礼⋯⋯っとこれはこれは⋯」
「⋯⋯⋯⋯ぅ⋯⋯カーティス大佐⋯失礼しました」
シアがぶつかったのはジェイド・カーティス大佐だった
家族ぐるみの付き合いはあるが、シアがジェイドと関わりがあったのは幼い頃の話
その為、シアがよそよそしい態度なのも納得がいく
シアの様子に気づきながらもジェイドはそのまま興味からか話しかけ続けた
「確か⋯あなたはシア・ハンプティ。第一師団は新人歓迎会でしたね。こんなところに1人でどうしたんですか?」
「少し前に解散しました。自分は帰る途中で⋯⋯。他の人達は既に宿舎に到着するところではないでしょうか」
「そうでしたか」
「すみません。では、あたしはこれで失礼します」
会話が途切れるとシアは半ば強引に挨拶をし、ジェイドから逃げるように小走りで走り去った
そんなシアの後ろ姿をジェイドはまじまじと見つめていると、人の気配がしてそちらを振り返る
「よぉ!カーティス大佐!待たせたな」
「あぁ、いいえ。ちょうど珍しいものを見つけたのでちょうどいいくらいですよ」
「珍しいもの?なんだ、なんだ?そんな事大佐が言うなんて珍しいじゃないか」
「そちらに配属されたシア・ハンプティですよ」
ロヴェル少佐の呼び掛けに大ブーイングが巻き起こるが、ロヴェル少佐はガハハと豪快に笑いながら続けた
「遅刻者1人につき走り込み5kmずつ増えるからな~。連帯責任だ」
「ったく⋯ロヴェル少佐らしい。シアはどうする?俺達はもう1件行くけど」
ローランが聞くとシアは首を横にフリフリと振る
「いえ。もう今日は帰ります」
「そうか。他に帰る奴もいるみたいだから1人で歩く事はないと思うが、気をつけて帰れよ」
「はい」
そう挨拶を交わすと、ローラン達と別れ、シアは宿舎へと向かう事にした
シアは雲一つない夜空を見上げながら、ゆっくりとその足を進めた
そのせいか気づくと周囲には誰も歩いていた人はいなくなっていた
それでも気にすることなくマイペースに歩いていると
ドンッ
「うっ!!」
空を眺めながらだったせいで何かにぶつかって身体がよろめく
「おっと、これは失礼⋯⋯っとこれはこれは⋯」
「⋯⋯⋯⋯ぅ⋯⋯カーティス大佐⋯失礼しました」
シアがぶつかったのはジェイド・カーティス大佐だった
家族ぐるみの付き合いはあるが、シアがジェイドと関わりがあったのは幼い頃の話
その為、シアがよそよそしい態度なのも納得がいく
シアの様子に気づきながらもジェイドはそのまま興味からか話しかけ続けた
「確か⋯あなたはシア・ハンプティ。第一師団は新人歓迎会でしたね。こんなところに1人でどうしたんですか?」
「少し前に解散しました。自分は帰る途中で⋯⋯。他の人達は既に宿舎に到着するところではないでしょうか」
「そうでしたか」
「すみません。では、あたしはこれで失礼します」
会話が途切れるとシアは半ば強引に挨拶をし、ジェイドから逃げるように小走りで走り去った
そんなシアの後ろ姿をジェイドはまじまじと見つめていると、人の気配がしてそちらを振り返る
「よぉ!カーティス大佐!待たせたな」
「あぁ、いいえ。ちょうど珍しいものを見つけたのでちょうどいいくらいですよ」
「珍しいもの?なんだ、なんだ?そんな事大佐が言うなんて珍しいじゃないか」
「そちらに配属されたシア・ハンプティですよ」
