私とジェイド11
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あれから日が経ち、とうとう討伐当日
第三師団は予定よりもずっと早い時刻に出発し、現地入りしていた
「ふぁ~⋯」
「准尉⋯」
あまりにも緊張感のない欠伸をしたシアをジェイドはジロリと咎めるような視線で見る
「⋯し、失礼しました」
「まぁ⋯いいでしょう。昨夜は遅くまで準備に付き合って頂いてましたし。次は気をつけるように」
「はい」
「準備の方はどこまで進みましたか?」
「もうほぼほぼ終わりですね。確認作業は先程お願いしてきたので、それが終われば完了です」
「仕事が早くて助かります。あとは第八師団待ち⋯という事ですね」
「えぇ。隊員達には作業が終わったら、合流するまで休むように伝えました」
「そこまで気を回して頂けると助かります。准尉もずっと働きっぱなしでしょう。少し休んでおいてください」
「はい。でも⋯大佐は大丈夫ですか?大佐も昨夜からあまり休んでないですよね」
「私ももう少ししたら休ませてもらいます」
「分かりました。じゃあ、お先に休ませてもらいます」
シアは敬礼をすると身を翻し、艦内の食堂へ向かう事にした
食堂にてモリモリいつも通り食事をしているのはシア1人だけ
他の隊員達は各自部屋で休んでいる者が多いようだ
同じくジェイドも部屋で静かに過ごしていた
そんな静かな時間はあっという間に過ぎてゆき、第八師団の乗る艦艇が到着する時間になっていた
第八師団が到着した事を知らせる警告音が第三師団の艦内に鳴り響く
それを合図に皆休んでいた隊員達は艦艇から降りてゆく
艦艇を降りると皆が綺麗に整列し、上官の指示を待つ
その中にシアも勿論含まれていた
第八師団の隊員達も並び終えると、先頭にジェイド、イーグル中佐が並び立つ
「皆、揃ったな。では討伐に向かう。我々、第八師団が先頭に。その後ろを第三師団に。作戦は事前に知らせた通りだ」
イーグル中佐の掛け声とともに、綺麗に隊列した隊員達はそのまま歩きを進める
30分程歩いただろう頃、周りの動物達がざわめくように鳴いている
恐らく今回の討伐対象がいるに違いない
隊員達にも緊張が走る
その時先頭の方で叫び声が上がる
第三師団は予定よりもずっと早い時刻に出発し、現地入りしていた
「ふぁ~⋯」
「准尉⋯」
あまりにも緊張感のない欠伸をしたシアをジェイドはジロリと咎めるような視線で見る
「⋯し、失礼しました」
「まぁ⋯いいでしょう。昨夜は遅くまで準備に付き合って頂いてましたし。次は気をつけるように」
「はい」
「準備の方はどこまで進みましたか?」
「もうほぼほぼ終わりですね。確認作業は先程お願いしてきたので、それが終われば完了です」
「仕事が早くて助かります。あとは第八師団待ち⋯という事ですね」
「えぇ。隊員達には作業が終わったら、合流するまで休むように伝えました」
「そこまで気を回して頂けると助かります。准尉もずっと働きっぱなしでしょう。少し休んでおいてください」
「はい。でも⋯大佐は大丈夫ですか?大佐も昨夜からあまり休んでないですよね」
「私ももう少ししたら休ませてもらいます」
「分かりました。じゃあ、お先に休ませてもらいます」
シアは敬礼をすると身を翻し、艦内の食堂へ向かう事にした
食堂にてモリモリいつも通り食事をしているのはシア1人だけ
他の隊員達は各自部屋で休んでいる者が多いようだ
同じくジェイドも部屋で静かに過ごしていた
そんな静かな時間はあっという間に過ぎてゆき、第八師団の乗る艦艇が到着する時間になっていた
第八師団が到着した事を知らせる警告音が第三師団の艦内に鳴り響く
それを合図に皆休んでいた隊員達は艦艇から降りてゆく
艦艇を降りると皆が綺麗に整列し、上官の指示を待つ
その中にシアも勿論含まれていた
第八師団の隊員達も並び終えると、先頭にジェイド、イーグル中佐が並び立つ
「皆、揃ったな。では討伐に向かう。我々、第八師団が先頭に。その後ろを第三師団に。作戦は事前に知らせた通りだ」
イーグル中佐の掛け声とともに、綺麗に隊列した隊員達はそのまま歩きを進める
30分程歩いただろう頃、周りの動物達がざわめくように鳴いている
恐らく今回の討伐対象がいるに違いない
隊員達にも緊張が走る
その時先頭の方で叫び声が上がる
