私とジェイド11
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「むぐ!!」
「おっと、これは失礼。すっかり忘れていました」
わざとらしくジェイドは言うと漸くその手を離してシアを解放する
すると今まで塞き止められていたシアの怒りが爆発する
「むきー!!なんなのよ!もう!だから嫌いなのよ!大体今まで討伐歴のある魔物なんだからセオリー通りにやるのが普通でしょ!?なにが、そっちの方が早く終わって効率がいいよ!受ける被害のことも考えなさいよーーー」
シアは言い終えるとゼェハァ、ゼェハァと肩で息を吐いてる
そんなシアの様子から大体の事を察したジェイド
「その件に関しては少々長引きそうですね。ひとまず、先にこれからの事を終わらせましょう。准尉、会議室の準備は?」
「もちろん終わってます。執務室に戻る途中でイーグル中佐と⋯」
「揉めたわけですね」
「⋯⋯はい」
「またその件は後ほど詳しく話しましょう。行きますよ」
こうしてジェイドとシアは一旦、先に予定していた会議に向かった
第三師団の会議はつつがなく終えると、シアは会議室の片付けをし、そのまま次の準備を始める
するとガヤガヤと話し声が聞こえてくる
シアは準備の手を止め、声のする方へ目を向けた
騒がしく聞こえた声は第八師団員、そしてその先頭にいるのは先程シアと言い合いをしたイーグル中佐
シアは彼らの姿が見えるとムッとあからさまに表情を歪める
彼らとの折り合いが良くないというのも理由にあるが、会議開始までまだ時間がまだある
それに今その準備を始めたばかりだ
彼らが来る事で準備が出来なくはないが、作業の邪魔にはもちろんなる
そんなシアの心情も知らずに第八師団員達は席に腰かけ始めた
「すみません。まだ準備中ですので、もう少し他の部屋でお待ち頂けますか?中佐」
また言い合いにならないようにシアは平静を装い、できる限り穏やかに努めた
「おっと、これは失礼。すっかり忘れていました」
わざとらしくジェイドは言うと漸くその手を離してシアを解放する
すると今まで塞き止められていたシアの怒りが爆発する
「むきー!!なんなのよ!もう!だから嫌いなのよ!大体今まで討伐歴のある魔物なんだからセオリー通りにやるのが普通でしょ!?なにが、そっちの方が早く終わって効率がいいよ!受ける被害のことも考えなさいよーーー」
シアは言い終えるとゼェハァ、ゼェハァと肩で息を吐いてる
そんなシアの様子から大体の事を察したジェイド
「その件に関しては少々長引きそうですね。ひとまず、先にこれからの事を終わらせましょう。准尉、会議室の準備は?」
「もちろん終わってます。執務室に戻る途中でイーグル中佐と⋯」
「揉めたわけですね」
「⋯⋯はい」
「またその件は後ほど詳しく話しましょう。行きますよ」
こうしてジェイドとシアは一旦、先に予定していた会議に向かった
第三師団の会議はつつがなく終えると、シアは会議室の片付けをし、そのまま次の準備を始める
するとガヤガヤと話し声が聞こえてくる
シアは準備の手を止め、声のする方へ目を向けた
騒がしく聞こえた声は第八師団員、そしてその先頭にいるのは先程シアと言い合いをしたイーグル中佐
シアは彼らの姿が見えるとムッとあからさまに表情を歪める
彼らとの折り合いが良くないというのも理由にあるが、会議開始までまだ時間がまだある
それに今その準備を始めたばかりだ
彼らが来る事で準備が出来なくはないが、作業の邪魔にはもちろんなる
そんなシアの心情も知らずに第八師団員達は席に腰かけ始めた
「すみません。まだ準備中ですので、もう少し他の部屋でお待ち頂けますか?中佐」
また言い合いにならないようにシアは平静を装い、できる限り穏やかに努めた
