私とジェイド11
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「おや。ちゃんと聞こえてましたか」
「あ、当たり前よ!!ってゆーか第八師団がどうしてうちと?第三師団だけじゃ役不足だと?」
「ふぅ⋯落ち着いてくださいシア」
「落ち着けと言う方が無理でしょ?だってうちと第八師団は折り合いずっと悪いじゃない!?そんなところと一緒に任務なんてやったって上手く連携できっこない!」
「それはもちろん私も進言しました。ですが、今現状のところ一緒に組めるのがそこしかないんです。それに任務の報告書は見たはずです」
「うっ⋯確かに見たわよ。指定危険種ロックワームの討伐でしょ」
「そうです。分かってるなら結構。そういう事なので、本日はその日程で動くように。任務の件もです」
「ぐっ⋯⋯わ、分かったわ」
職場では上司であるジェイドに口調強めに言われるとシアもさすがに何も言えず、その場は了承せざる得ない
口では分かったと言っていたが、顔は明らかに納得はしていない様子
シアは浅く息を吐くと、自分のデスクへ向かい、会議用に用意していた書類の山を両手に抱えるようにして持つ
「じゃあ、あたしは会議室に準備で先に行くから」
そう言うとシアはジェイドの返事も待たずに執務室を出てゆくのだった
「ふぅ⋯。やはりご機嫌はよろしくないようですね。今からこれでは先が思いやられます」
その後、ジェイドは書類作業をしてから会議の始まる数十分前になるとその席を立つ
「そろそろ私も向かいますか」
シアは結局あれから執務室に戻ってくる事はなかった
準備はシアならさほど時間のかかるものではなかったはず
ジェイドは疑問に思いつつも、会議室へと向かう
その途中、なにやら言い合う声が聞こえてくる
ちょうど会議室へ向かう通りの通路になるので、無視する事もできずジェイドは面倒だな、と思いつつも仕方なく仲裁に入ろうと言い合っている人物達に近づく
近づくにつれてその言い合いの声はよりハッキリと聞こえる
「あ、当たり前よ!!ってゆーか第八師団がどうしてうちと?第三師団だけじゃ役不足だと?」
「ふぅ⋯落ち着いてくださいシア」
「落ち着けと言う方が無理でしょ?だってうちと第八師団は折り合いずっと悪いじゃない!?そんなところと一緒に任務なんてやったって上手く連携できっこない!」
「それはもちろん私も進言しました。ですが、今現状のところ一緒に組めるのがそこしかないんです。それに任務の報告書は見たはずです」
「うっ⋯確かに見たわよ。指定危険種ロックワームの討伐でしょ」
「そうです。分かってるなら結構。そういう事なので、本日はその日程で動くように。任務の件もです」
「ぐっ⋯⋯わ、分かったわ」
職場では上司であるジェイドに口調強めに言われるとシアもさすがに何も言えず、その場は了承せざる得ない
口では分かったと言っていたが、顔は明らかに納得はしていない様子
シアは浅く息を吐くと、自分のデスクへ向かい、会議用に用意していた書類の山を両手に抱えるようにして持つ
「じゃあ、あたしは会議室に準備で先に行くから」
そう言うとシアはジェイドの返事も待たずに執務室を出てゆくのだった
「ふぅ⋯。やはりご機嫌はよろしくないようですね。今からこれでは先が思いやられます」
その後、ジェイドは書類作業をしてから会議の始まる数十分前になるとその席を立つ
「そろそろ私も向かいますか」
シアは結局あれから執務室に戻ってくる事はなかった
準備はシアならさほど時間のかかるものではなかったはず
ジェイドは疑問に思いつつも、会議室へと向かう
その途中、なにやら言い合う声が聞こえてくる
ちょうど会議室へ向かう通りの通路になるので、無視する事もできずジェイドは面倒だな、と思いつつも仕方なく仲裁に入ろうと言い合っている人物達に近づく
近づくにつれてその言い合いの声はよりハッキリと聞こえる
