私とジェイド11
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あの有給から⋯あたしとジェイドの関係が少しだけ変化が⋯
なんてあるわけない
もちろん通常運転で今日もこき使われまくっている
「シア、今日の予定に少々変更がありました」
「え、えっと⋯それってどこの予定?午前中の会議?それとも午後の訓練?その後の新人研修?このどこかの予定が変更になるって事?」
「いえ、残念ながらそこに追加で加わる事になりますね」
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯」
サラッととんでもない事を爽やかな笑みで言う上官ジェイドに絶句し、思わず全身の力が抜け、シアの手から午後に使う会議の資料がバサバサっと虚しく落ちて床に散らばった
「つ、追加はちょっと無理があるんじゃ⋯予定パンパンだし⋯」
絞り出すような実に切実そうにシアは言い、その瞳からは本当に頼む、勘弁してくれという切に願う感情がヒシヒシと伝わる
そんな光景を他の隊員が見たら絶対にそう思うであろう
結局のところそんな訴えはジェイドに伝わらなければなんの意味も持たない
シアも分かっていながらも日々の業務に追われ、ダメもとで言ってはみる
そして見事に無慈悲な結果がシアを待っていた
「いえ、まだ空いてるところがありますよね」
「うぅ⋯⋯⋯それって⋯やっぱり⋯」
「そうです。そこしか空いてませんよね」
「う、うわ〜ん!あたしのお昼ご飯~」
そう⋯2人が言っていた空いてるところ
それはお昼休みの事を言っていた
食べる事が大好きなシアにとってはまさにそれは拷問に近かった
お昼の日替わり定食は毎朝、執務室に行く前に確認して行くのが日課になるほど楽しみにしている
しかしながら、その日替わり定食を食べられる機会は少なく、実際には食堂の残ったメニューを食べるか売店で買って執務室で食べる事の方が断然多い
それもこれもあれやこれやと予定が入り、お昼の時間が削られるせいであった
「それで内容ですが、2週間後に予定していた任務に第八師団が合流する事になりました」
「⋯⋯⋯⋯は?」
「おや?聞こえませんでしたか?もう一度言いましょうか?」
「第八師団ーーー!!!」
なんてあるわけない
もちろん通常運転で今日もこき使われまくっている
「シア、今日の予定に少々変更がありました」
「え、えっと⋯それってどこの予定?午前中の会議?それとも午後の訓練?その後の新人研修?このどこかの予定が変更になるって事?」
「いえ、残念ながらそこに追加で加わる事になりますね」
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯」
サラッととんでもない事を爽やかな笑みで言う上官ジェイドに絶句し、思わず全身の力が抜け、シアの手から午後に使う会議の資料がバサバサっと虚しく落ちて床に散らばった
「つ、追加はちょっと無理があるんじゃ⋯予定パンパンだし⋯」
絞り出すような実に切実そうにシアは言い、その瞳からは本当に頼む、勘弁してくれという切に願う感情がヒシヒシと伝わる
そんな光景を他の隊員が見たら絶対にそう思うであろう
結局のところそんな訴えはジェイドに伝わらなければなんの意味も持たない
シアも分かっていながらも日々の業務に追われ、ダメもとで言ってはみる
そして見事に無慈悲な結果がシアを待っていた
「いえ、まだ空いてるところがありますよね」
「うぅ⋯⋯⋯それって⋯やっぱり⋯」
「そうです。そこしか空いてませんよね」
「う、うわ〜ん!あたしのお昼ご飯~」
そう⋯2人が言っていた空いてるところ
それはお昼休みの事を言っていた
食べる事が大好きなシアにとってはまさにそれは拷問に近かった
お昼の日替わり定食は毎朝、執務室に行く前に確認して行くのが日課になるほど楽しみにしている
しかしながら、その日替わり定食を食べられる機会は少なく、実際には食堂の残ったメニューを食べるか売店で買って執務室で食べる事の方が断然多い
それもこれもあれやこれやと予定が入り、お昼の時間が削られるせいであった
「それで内容ですが、2週間後に予定していた任務に第八師団が合流する事になりました」
「⋯⋯⋯⋯は?」
「おや?聞こえませんでしたか?もう一度言いましょうか?」
「第八師団ーーー!!!」
