私とジェイド9
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
シアは久々の自分の私室に来るとまずお風呂へ直行
お風呂を上がった後はいつものお決まりのスタイルのタンクトップにショートパンツ姿
あとは飲みたいだけ飲みながら、ゆっくり自分の時間を過ごすだけ
そう思うと足は心做しか弾んでいるよう
シアはテーブルからくすねてきたディートのお酒を冷蔵庫から取り出してグラスに注ぐ
グラスの中は黄金色の華やかな色でいっぱいになり、小さな泡の粒がプツプツと浮上しては弾け飛ぶ
それを見たシアの口元は自然と緩み、いよいよグラスの縁に口をつけようとした時
部屋にノックをする音が聞こえ、グラスを名残惜しそうにテーブルの上に置き、訪れた客人を迎えに行った
「はいー。ディート兄さん⋯?」
部屋を訪れたのはどうせ元のお酒の持ち主だろうと思っていたが、それはどうやら見当違いだったようで全く想定していない人物が現れたのだ
「モリス!」
「こちら奥様が持っていくようにと窺ってお持ちしました」
モリスは手に持っていたトレーを見えやすいように少し上に持ってきて見せた
「こ、これは!!」
シアがモリスの手に持つ物を眩しそうにして目を細める
そこには1枚の皿の上に艶のあるナッツ類、程よい塩っけの香るチップス、ほんのりとした甘酸っぱい香りを漂わせる苺やオレンジ、ブルーベリー等のフルーツ、角切りの小さなチーズが並べられていた
「こ、これはぁ⋯⋯⋯お酒のツマミ⋯!」
「はい、奥様はしっかりお嬢様がディート坊ちゃんのお酒を持っていくのをご覧になってたようです」
「ぐっ⋯さすが母さん⋯はぁ、頭上がらないな⋯。ありがとうと伝えておいて」
「かしこまりました」
「あ!ちょっと待って!あと明日のことなんだけど⋯⋯明日の朝食は6時頃に部屋まで持ってきて欲しいの。全然あるもので構わないから」
「かしこまりました。そういえばカーティス様のところへ伺うと仰ってましたね」
「そうなの。でもあのシスコン達がいるからできれば顔を合わせる前に出発したいのよね」
「それは賢明な判断でございます」
「それと何時に帰るか分からないから夕食もいらないわ。早く帰ることになったら、どこかで適当に食べてから帰るから」
「かしこまりました。しかし明日お嬢様が1日居ないと知ったら坊ちゃん達は大発狂ですね」
「なんだか地獄絵図な気もするけど⋯あとのことは任せたわ」
「⋯はは。このモリスお嬢様の為に少々体を張りましょうか」
「そうよ。あたしが帰ってきてすぐ兄さん達に密告したのモリスでしょ?少し体を張ってもらわないと、ね」
「お嬢様には敵いませんね。お任せ下さい」
お風呂を上がった後はいつものお決まりのスタイルのタンクトップにショートパンツ姿
あとは飲みたいだけ飲みながら、ゆっくり自分の時間を過ごすだけ
そう思うと足は心做しか弾んでいるよう
シアはテーブルからくすねてきたディートのお酒を冷蔵庫から取り出してグラスに注ぐ
グラスの中は黄金色の華やかな色でいっぱいになり、小さな泡の粒がプツプツと浮上しては弾け飛ぶ
それを見たシアの口元は自然と緩み、いよいよグラスの縁に口をつけようとした時
部屋にノックをする音が聞こえ、グラスを名残惜しそうにテーブルの上に置き、訪れた客人を迎えに行った
「はいー。ディート兄さん⋯?」
部屋を訪れたのはどうせ元のお酒の持ち主だろうと思っていたが、それはどうやら見当違いだったようで全く想定していない人物が現れたのだ
「モリス!」
「こちら奥様が持っていくようにと窺ってお持ちしました」
モリスは手に持っていたトレーを見えやすいように少し上に持ってきて見せた
「こ、これは!!」
シアがモリスの手に持つ物を眩しそうにして目を細める
そこには1枚の皿の上に艶のあるナッツ類、程よい塩っけの香るチップス、ほんのりとした甘酸っぱい香りを漂わせる苺やオレンジ、ブルーベリー等のフルーツ、角切りの小さなチーズが並べられていた
「こ、これはぁ⋯⋯⋯お酒のツマミ⋯!」
「はい、奥様はしっかりお嬢様がディート坊ちゃんのお酒を持っていくのをご覧になってたようです」
「ぐっ⋯さすが母さん⋯はぁ、頭上がらないな⋯。ありがとうと伝えておいて」
「かしこまりました」
「あ!ちょっと待って!あと明日のことなんだけど⋯⋯明日の朝食は6時頃に部屋まで持ってきて欲しいの。全然あるもので構わないから」
「かしこまりました。そういえばカーティス様のところへ伺うと仰ってましたね」
「そうなの。でもあのシスコン達がいるからできれば顔を合わせる前に出発したいのよね」
「それは賢明な判断でございます」
「それと何時に帰るか分からないから夕食もいらないわ。早く帰ることになったら、どこかで適当に食べてから帰るから」
「かしこまりました。しかし明日お嬢様が1日居ないと知ったら坊ちゃん達は大発狂ですね」
「なんだか地獄絵図な気もするけど⋯あとのことは任せたわ」
「⋯はは。このモリスお嬢様の為に少々体を張りましょうか」
「そうよ。あたしが帰ってきてすぐ兄さん達に密告したのモリスでしょ?少し体を張ってもらわないと、ね」
「お嬢様には敵いませんね。お任せ下さい」
