私とジェイド7
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「私はお前を信用して全てを任せていたのだぞっ!!」
「俺は…俺は悪くないっ!任せっきりにした父さんが全て悪いんだ!」
そう叫んで彼は急に父親を、シアを押しのけ走り出した
「うわぁっ!」
父親の方は急に押され、床に腰を付いてしまっていた
「―――ッ!!…って!……こらっ待て!」
幸いシアの方は父ハンプティ中将が受け止めて支えた為、転ばずに済んだ
シアはすぐに父の手から離れると、逃げた婚約相手を追いかけた
いくら豪華な広い館内といっても、所詮は外とは雲泥の差
そして軍で鍛えられているシアにかかれば、貴族の裕福な暮らしをしてる息子に追いつくなどたやすかった
「捕まえたっ!」
「痛っ!俺にこんなことしてただで済むと思っているのかっ!」
シアは相手の腕を捻り上げ、床にねじ伏せる
「いくら貴族の方といえど、逃亡も罪に科せられますよ」
「!!?」
「シア!!」
ハンプティ中将と婚約者の父親の2人はシアを追い、駆け寄ってきた
シアに捕まった相手は変わらず、床に這いつくばる形でシアに押さえられている
「お前っ!女のクセに貴族の俺にこんなことしてタダじゃ済まさないからなっ!」
「……………」
「金さえ払えば、牢になど入らずとも済む!お前ら平民と違ってなっ!!」
「……………」
「平民上がりの軍人如きが、俺のような貴族と婚約できるはずだったんだぞ!」
「……………」
「逃してくれるなら婚約の話、戻してやってもいいぞ!金か!?金なら出すぞ!」
「……まだご自分のやったことの重さが分からぬのですね」
いいわけがましく言う男にシアは、蔑むような目で見て言った
「罪…?俺が金を有効利用してやったんだ!それの何が悪いっ」
「そうではありません!あなたの、そのいいわけが、やってしまった不正が!どれだけお父上の顔に泥を塗ると思っておられるのですか!?」
思わず大きな声で言い放った言葉
ただ怒りに任せて大きな声を上げたわけではない
怒鳴り上げた声の中にも、シアは彼ら親子を心配する思いが込められていた
シアは押さえていた彼の腕を漸く解放してやり、まだ床に這い蹲る彼に視線を合わせる為に床に膝をついた
「分かっておられますか?あなたは、今までお父上が築き上げた信頼を全て壊したのです」
「……!?」
「壊すのは容易いことです。しかし今までのような信頼を築き上げるのは大変なんですよ。それがあなたに出来ますか?」
「………………」
シアに諭された息子はここでようやく自分のやった事の罪の深さを理解したのか、悲痛の表情を浮かべ、黙って俯いたままだった
「俺は…俺は悪くないっ!任せっきりにした父さんが全て悪いんだ!」
そう叫んで彼は急に父親を、シアを押しのけ走り出した
「うわぁっ!」
父親の方は急に押され、床に腰を付いてしまっていた
「―――ッ!!…って!……こらっ待て!」
幸いシアの方は父ハンプティ中将が受け止めて支えた為、転ばずに済んだ
シアはすぐに父の手から離れると、逃げた婚約相手を追いかけた
いくら豪華な広い館内といっても、所詮は外とは雲泥の差
そして軍で鍛えられているシアにかかれば、貴族の裕福な暮らしをしてる息子に追いつくなどたやすかった
「捕まえたっ!」
「痛っ!俺にこんなことしてただで済むと思っているのかっ!」
シアは相手の腕を捻り上げ、床にねじ伏せる
「いくら貴族の方といえど、逃亡も罪に科せられますよ」
「!!?」
「シア!!」
ハンプティ中将と婚約者の父親の2人はシアを追い、駆け寄ってきた
シアに捕まった相手は変わらず、床に這いつくばる形でシアに押さえられている
「お前っ!女のクセに貴族の俺にこんなことしてタダじゃ済まさないからなっ!」
「……………」
「金さえ払えば、牢になど入らずとも済む!お前ら平民と違ってなっ!!」
「……………」
「平民上がりの軍人如きが、俺のような貴族と婚約できるはずだったんだぞ!」
「……………」
「逃してくれるなら婚約の話、戻してやってもいいぞ!金か!?金なら出すぞ!」
「……まだご自分のやったことの重さが分からぬのですね」
いいわけがましく言う男にシアは、蔑むような目で見て言った
「罪…?俺が金を有効利用してやったんだ!それの何が悪いっ」
「そうではありません!あなたの、そのいいわけが、やってしまった不正が!どれだけお父上の顔に泥を塗ると思っておられるのですか!?」
思わず大きな声で言い放った言葉
ただ怒りに任せて大きな声を上げたわけではない
怒鳴り上げた声の中にも、シアは彼ら親子を心配する思いが込められていた
シアは押さえていた彼の腕を漸く解放してやり、まだ床に這い蹲る彼に視線を合わせる為に床に膝をついた
「分かっておられますか?あなたは、今までお父上が築き上げた信頼を全て壊したのです」
「……!?」
「壊すのは容易いことです。しかし今までのような信頼を築き上げるのは大変なんですよ。それがあなたに出来ますか?」
「………………」
シアに諭された息子はここでようやく自分のやった事の罪の深さを理解したのか、悲痛の表情を浮かべ、黙って俯いたままだった
