私とジェイド7
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「あたし…なにやってるんだろう…」
鏡の前で淡い青色のカクテルドレスに身を包み、普段は滅多にしないネックレスやイヤリング等の煌びやかなアクセサリーを身につけたシアが、抑揚のない声で言った
「はい」
「準備は整ったようだな」
「………………」
「……そんな顔をするな。私とて、本意ではないのだ……」
「……………」
「………シア。他に好きな男でもできたか?」
「~~~~~な゛ぁ…そんなこと今更聞いてどうするのよ!」
「………そうだな。すまん…」
「行こう…待たせちゃ失礼よ………」
シアと中将がやってきたのはグランコクマに建つ、高級レストラン
「シアいいな」
「……………」
シアは黙って小さく、うん、とだけ頷いた
レストランの扉を開くと、煌びやかなライトで照らされた通路に通された
眩く光る通路をずっと歩いてゆくと、その奥にはカーテンで閉められた部屋があった
父、ハンプティ中将が遠慮気味にカーテンを開くと、人の影が2つ見えた
「おぉ!やっと姫君のお越しか」
中将と同じ年のくらいの男の声が聞こえた
その男は高価な宝石をいくつも身に付け、如何にも貴族らしい身なりだった
その隣には若者が1人
シアより少し年上だろうか
やはり、高価な身なりをしていた
「お初にお目にかかります。シア様」
恐らく婚約相手であろう若者は丁寧に会釈をすると、シアの手を取って、軽く口づけをした
「はじめまして…。シア・ハンプティです。お目にかかれて光栄至極にございます」
作り笑みを浮かべ、シアは挨拶をした
「これは想像以上の美しい娘じゃないか、ハンプティ!」
「はっはっは!だろう!しかも、私に似て賢い子だ」
「いえ、私などまだまだ未熟者です」
「謙虚なところも素敵だ。今日にでもすぐ連れ帰りたいくらいだ」
「勿体無いお言葉ですね」
「さぁ、こんな所で立ち話もなんだ。俺の隣へ」
婚約相手がシアの肩を抱いた時
「ハンプティ中将!」
急に静かな館内に騒がしい足音と声が響きわたった
「何事だ、騒がしいぞ!」
「はっ!失礼いたしました!しかし…陛下より、急ぎの伝達でしたので」
「なんだ?」
中将に駆け寄ってきたのは、グランコクマの兵士だった
「これは!?准尉もおいででしたか!」
「え、えぇ…。一体何事?」
「実は…」
そう言うと、兵士は中将に耳打ちをした
「……………」
