私とジェイド7
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「家の決まり事に部外者の私が口を出すわけにはいきません」
「………ッ!!?もう、いいです!…………大佐の気持ちがよく分かりました!⋯⋯⋯…⋯⋯結局その程度って事だったのよね」
ジェイドに威勢よく怒鳴ったかと思えば、最後の方だけ誰にも聞き取れないような声で悲しげに呟く
「……シア?」
「………すみません!今日はもう支度があるので·····これで失礼します………」
「……――――――――!!!」
気まずい空気にたまらず、シアは部屋を飛び出した
部屋を出る間際、ジェイドの声が聞こえたような気がした
けれど、1度も振り向くことはしなかった
今は自分のことでいっぱいいっぱいだったから、そんな余裕などなかった…
シアは自分の部屋には戻らず、城の最上階上、屋上を目指し走っていた
「はぁはぁ……。ジェイド………どうして引き止めてくれないの…」
屋上に着くと、シアの体はゆるゆると地面に膝を付いた
「………………」
雨も降っていないのに、コンクリートの地面には小さな雫が何粒も垂れた
雫は地面に落ちるとじんわりと、丸く滲んで広がてゆく
シアの周りの地面だけ、水玉模様を描いていた
一方その頃のジェイドは…
「ハンプティ中将、用事というのはどのようなことですか?」
「い‥や、用事というわけでもないのだ。シアは…」
「はい」
「怒ってるだろうな…………」
「はい?」
「私はきっと嫌われてしまったかねぇ…。なぁ、ジェイド君?」
「……はぁ。中将、まさかとは思いますが話というのは」
「……もう口を聞いてくれなくなったら、私はどうすれば」
「はぁ………。それならご安心を。シアはきっと中将が思う程、お好きではないと思いますよ」
「!!!!?……ジェイド君!」
「冗談ですよ」
「……うぅ…」
「それ程までに心配なら、なぜシアにあんな話を?」
「だから、言ったじゃないか…。私などが断れる相手じゃないのだよ」
「…………ハンプティ中将はどうされたいのです」
「本音を言えば婚約の話は…白紙に戻したいさ」
「けれど相手は貴族の重役取引先、どうすることもできないというわけですか」
「あぁ、その通りだよ。まったく情けない。中将なんて階級は名ばかりで、本当に自分が成したいことはできやしない」
「…………それは私も同じでしょうね」
ポツリと呟かれたジェイドの声
「ん、なにか言ったかね?」
「いえ、なにも…」
「ふむ⋯まぁいいだろう。で、ここからが本題なんだが」
「………ッ!!?もう、いいです!…………大佐の気持ちがよく分かりました!⋯⋯⋯…⋯⋯結局その程度って事だったのよね」
ジェイドに威勢よく怒鳴ったかと思えば、最後の方だけ誰にも聞き取れないような声で悲しげに呟く
「……シア?」
「………すみません!今日はもう支度があるので·····これで失礼します………」
「……――――――――!!!」
気まずい空気にたまらず、シアは部屋を飛び出した
部屋を出る間際、ジェイドの声が聞こえたような気がした
けれど、1度も振り向くことはしなかった
今は自分のことでいっぱいいっぱいだったから、そんな余裕などなかった…
シアは自分の部屋には戻らず、城の最上階上、屋上を目指し走っていた
「はぁはぁ……。ジェイド………どうして引き止めてくれないの…」
屋上に着くと、シアの体はゆるゆると地面に膝を付いた
「………………」
雨も降っていないのに、コンクリートの地面には小さな雫が何粒も垂れた
雫は地面に落ちるとじんわりと、丸く滲んで広がてゆく
シアの周りの地面だけ、水玉模様を描いていた
「ハンプティ中将、用事というのはどのようなことですか?」
「い‥や、用事というわけでもないのだ。シアは…」
「はい」
「怒ってるだろうな…………」
「はい?」
「私はきっと嫌われてしまったかねぇ…。なぁ、ジェイド君?」
「……はぁ。中将、まさかとは思いますが話というのは」
「……もう口を聞いてくれなくなったら、私はどうすれば」
「はぁ………。それならご安心を。シアはきっと中将が思う程、お好きではないと思いますよ」
「!!!!?……ジェイド君!」
「冗談ですよ」
「……うぅ…」
「それ程までに心配なら、なぜシアにあんな話を?」
「だから、言ったじゃないか…。私などが断れる相手じゃないのだよ」
「…………ハンプティ中将はどうされたいのです」
「本音を言えば婚約の話は…白紙に戻したいさ」
「けれど相手は貴族の重役取引先、どうすることもできないというわけですか」
「あぁ、その通りだよ。まったく情けない。中将なんて階級は名ばかりで、本当に自分が成したいことはできやしない」
「…………それは私も同じでしょうね」
ポツリと呟かれたジェイドの声
「ん、なにか言ったかね?」
「いえ、なにも…」
「ふむ⋯まぁいいだろう。で、ここからが本題なんだが」
