9 悪戯
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ルーク達が去ると別で身を潜めていたディストも装置のところへ戻ってきている
ディストはレナスの不機嫌そうな顔を見ておもわず聞いた
「どうしましたレナス、怖い顔をして?」
ディストの問いにレナスは相変わらず冷たく別に、とだけ答えた
そしてまた装置のモニターへと目を向け、ディストに言う
「ねぇ、ディスト。レプリカを回収してきてくれない?もう少しでアリエッタの魔物がレプリカを塔の最上階に運ぶ手筈になってるから」
「仕方ありませんね」
そう言うとディストは派手なソファで飛んでいった
「ふぅ…あとは装置の起動を――――ひゃっ!!」
ディストが去ると再びシンクはレナスの手を拘束し、あっという間に組み敷いてしまう
「ちょっとシンク~!さっきからおいたが過ぎるんじゃない!?」
そんな言葉は無視して、またシンクは仮面を横にずらし、普段皆の前では見せない素顔を晒したままレナスを見据える
一方でレナスはどうにもこうにも今の状況が気に入らず、シンクを睨む
「ねぇ!ちょっとシンク聞いてる?どいてってば!」
「ちゃんと聞こえてるよ」
そう言うがシンクはレナスの両腕首をしっかり掴んで離そうとしない
年齢はレナスの方が上ではあるが、力の差は年下でも男のシンクの方が上だった
腕に力を入れて振りほどこうとするがビクリともしない
「アンタってさ⋯相変わらずアッシュしか見えてないよね」
「はぁ?そんなん当たり前でしょ」
「もうちょっと周りも見たら?」
「どういう事?」
「そのまんまの意味だけど」
「もうっ!はっきり言ってよ!?」
「ったく…。分かんないなら、今はもういいよ」
そう言うと拘束していたレナスの手を解放してやろうとシンクは一瞬力を緩めるが、またなにか思いもう一度その手に力を入れる
「でも、アイツの悔しがる顔がみたいし……」
小さく呟くシンク
「ん‥!?」
シンクはレナスの首筋まで近づくと、その白い首元に甘噛みするように吸い付く
何をされているかすぐに察しがついたレナスは叫び声をあげるが、既に遅くレナスの首元にはくっきりと赤い痕が付いていた
「あ――!!!!なにするのよ!!こんなとこに痕つけないでよ」
そう叫ぶレナスだったが、ちょうどルークを回収し戻ってきたディストの高笑いによってほとんどかき消された
しかしレナスの間近にいたシンクにだけはその叫びは辛うじて聞こえていた
聞こえていたにも関わらず、シンクは何事もなかったように、しれっとした様子で仮面を付け直しレナスから離れるとディストとその手に抱えているものを迎えにいってしまう
「何よ何よ!無視!?」
ディストはレナスの不機嫌そうな顔を見ておもわず聞いた
「どうしましたレナス、怖い顔をして?」
ディストの問いにレナスは相変わらず冷たく別に、とだけ答えた
そしてまた装置のモニターへと目を向け、ディストに言う
「ねぇ、ディスト。レプリカを回収してきてくれない?もう少しでアリエッタの魔物がレプリカを塔の最上階に運ぶ手筈になってるから」
「仕方ありませんね」
そう言うとディストは派手なソファで飛んでいった
「ふぅ…あとは装置の起動を――――ひゃっ!!」
ディストが去ると再びシンクはレナスの手を拘束し、あっという間に組み敷いてしまう
「ちょっとシンク~!さっきからおいたが過ぎるんじゃない!?」
そんな言葉は無視して、またシンクは仮面を横にずらし、普段皆の前では見せない素顔を晒したままレナスを見据える
一方でレナスはどうにもこうにも今の状況が気に入らず、シンクを睨む
「ねぇ!ちょっとシンク聞いてる?どいてってば!」
「ちゃんと聞こえてるよ」
そう言うがシンクはレナスの両腕首をしっかり掴んで離そうとしない
年齢はレナスの方が上ではあるが、力の差は年下でも男のシンクの方が上だった
腕に力を入れて振りほどこうとするがビクリともしない
「アンタってさ⋯相変わらずアッシュしか見えてないよね」
「はぁ?そんなん当たり前でしょ」
「もうちょっと周りも見たら?」
「どういう事?」
「そのまんまの意味だけど」
「もうっ!はっきり言ってよ!?」
「ったく…。分かんないなら、今はもういいよ」
そう言うと拘束していたレナスの手を解放してやろうとシンクは一瞬力を緩めるが、またなにか思いもう一度その手に力を入れる
「でも、アイツの悔しがる顔がみたいし……」
小さく呟くシンク
「ん‥!?」
シンクはレナスの首筋まで近づくと、その白い首元に甘噛みするように吸い付く
何をされているかすぐに察しがついたレナスは叫び声をあげるが、既に遅くレナスの首元にはくっきりと赤い痕が付いていた
「あ――!!!!なにするのよ!!こんなとこに痕つけないでよ」
そう叫ぶレナスだったが、ちょうどルークを回収し戻ってきたディストの高笑いによってほとんどかき消された
しかしレナスの間近にいたシンクにだけはその叫びは辛うじて聞こえていた
聞こえていたにも関わらず、シンクは何事もなかったように、しれっとした様子で仮面を付け直しレナスから離れるとディストとその手に抱えているものを迎えにいってしまう
「何よ何よ!無視!?」
