8 策士
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~作業から4時間も経った頃
すっかり日は暮れ、外は暗くなっていた
「どうだ終わりそうか?」
「楽っ勝♪アッシュもまだ作業してたしさ、オマケでこの城全体にトラップ仕掛けてみたよ」
子供が悪戯をするような笑みでレナスの口端が上がった
「上出来だ」
アッシュもまたレナスとは違った笑みで妖しく笑う
「この後はどうするの?全部シンクとかアリエッタに任せちゃう?」
アッシュは暫く考える素振りを見せるとレナスの方を見る
「ん~?」
「お前もシンク達とここで手伝え」
勿論あからさまに拒絶の表情をみせるレナス
勿論、理由はディストもいるからである
「最低限でいい。奴らが邪魔してきた場合、シンク達だけじゃ不安だ。ディストは戦闘要員じゃねぇからな」
「ん‥‥。りょ~かぁ~い」
レナスのやる気のない返事にアッシュは溜め息を吐きながら、言葉を続ける
「適当に暴れたら戻ってこい」
この台詞に‥暴れていいのか!と歓喜し、キラキラと目を輝かせるレナス
「はーい!」
「あと機材は壊すなよ。ヴァンが五月蠅いからな」
「努力しま~す。アッシュはどうするの?」
「前に言った“ちょうどいい駒”のとこだ」
その件についてまだ話を聞いてないレナスは首を傾げる
そんなレナスを見て、アッシュは思い出したように説明を始めた
「そういえば説明がまだだったな。漆黒の翼だ。お前も聞いたことあるだろう?」
「義賊とかなんとか?だっけ?」
「らしいな…。それより、奴らの方が俺達より自由に動けるからな。色々使わせてもらうつもりだ」
「あぁ、あたし達は総長の目もあるしね」
「俺はカイツール周辺にいる」
「終わったら、カイツール軍港の港側の路地で待ってろよ」
「わかった。……あとさぁ‥」
返事をした後、少し間を置いてレナスは言葉を繋げる
「……アッシュって……婚約者が…いたの…?」
この言葉に気まずい空気が2人の間に流れる
すっかり日は暮れ、外は暗くなっていた
「どうだ終わりそうか?」
「楽っ勝♪アッシュもまだ作業してたしさ、オマケでこの城全体にトラップ仕掛けてみたよ」
子供が悪戯をするような笑みでレナスの口端が上がった
「上出来だ」
アッシュもまたレナスとは違った笑みで妖しく笑う
「この後はどうするの?全部シンクとかアリエッタに任せちゃう?」
アッシュは暫く考える素振りを見せるとレナスの方を見る
「ん~?」
「お前もシンク達とここで手伝え」
勿論あからさまに拒絶の表情をみせるレナス
勿論、理由はディストもいるからである
「最低限でいい。奴らが邪魔してきた場合、シンク達だけじゃ不安だ。ディストは戦闘要員じゃねぇからな」
「ん‥‥。りょ~かぁ~い」
レナスのやる気のない返事にアッシュは溜め息を吐きながら、言葉を続ける
「適当に暴れたら戻ってこい」
この台詞に‥暴れていいのか!と歓喜し、キラキラと目を輝かせるレナス
「はーい!」
「あと機材は壊すなよ。ヴァンが五月蠅いからな」
「努力しま~す。アッシュはどうするの?」
「前に言った“ちょうどいい駒”のとこだ」
その件についてまだ話を聞いてないレナスは首を傾げる
そんなレナスを見て、アッシュは思い出したように説明を始めた
「そういえば説明がまだだったな。漆黒の翼だ。お前も聞いたことあるだろう?」
「義賊とかなんとか?だっけ?」
「らしいな…。それより、奴らの方が俺達より自由に動けるからな。色々使わせてもらうつもりだ」
「あぁ、あたし達は総長の目もあるしね」
「俺はカイツール周辺にいる」
「終わったら、カイツール軍港の港側の路地で待ってろよ」
「わかった。……あとさぁ‥」
返事をした後、少し間を置いてレナスは言葉を繋げる
「……アッシュって……婚約者が…いたの…?」
この言葉に気まずい空気が2人の間に流れる
