8 策士
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「ごめん。お待たせ!」
執務室の扉を慌ただしく開けるレナスはもう先程の冷たい顔はなく、いつものレナスの顔だった
「遅いレナス!もう説明始めてるぞ」
「寄り道はしてないもん」
言い訳っぽくするレナスに少し面倒くさそうにし、アッシュは軽く舌打ちすると集まってるメンバーの方に目を向ける
「話を続けるぞ。ヴァンとレプリカは今、カイツールだ。軍港までは最低歩いて2、3日はかかる。その間にアリエッタはカイツール軍港を襲え」
「人質でもとるの?」
アッシュは質問するレナスの方をチラリと見ると小さく頷いた
「あぁ。どうせ、バチカルまでの船を手配するはずだ。船を破壊して整備士でも人質に取ればいいだろう。コーラル城までおびき寄せろ。いいな?ターゲットはレプリカだ」
「わかった…です。レプリカを装置の場所まで運べば…いいの…?」
「そうだ」
次にアッシュは壁に寄りかかっているシンクと譜業が施されたソファに座るディストを見る
「ディストはコーラル城にある装置の操作と解析だ。それでレプリカとの同調フォンスロットを開け。シンクもその手伝いだ」
シンクの方は腕組みをしながら、わかった。とだけ返事をする
ディストも妖しく笑い口元に笑みを浮かべている
「あたしはぁ?」
「お前はディストの…」
「嫌」
アッシュが言い終える前に、間髪入れずレナスは即答する
アッシュは深い溜め息を一回吐くと仕切り直してまた話を続けた
「だろうと思ったから、装置が使えるように俺と設定しに行くぞ」
「それなら了解~。じゃ、早速行く?」
レナスは親指でコーラル城がある方角を指す
「そうだな。暫く使ってないらしいからな。手間取ることを考えてさっさと行くか」
話が終わると皆それぞれ部屋を出て行くが、レナスはアリエッタを見つけると彼女の服を掴む
「あっ…待って。アリエッタ!」
「レナス…何?」
「アリエッタの魔物、移動用に1匹貸してくんない?」
アリエッタを引き止めたレナスは移動手段の為の魔物の貸し出しを願い出る
「うん…いいよ。みんな、レナスのこと大好きだから、喜ぶ…です」
「ありがと!」
しかし、喜ぶレナスにアリエッタは不思議そうに首を傾げるのだった
執務室の扉を慌ただしく開けるレナスはもう先程の冷たい顔はなく、いつものレナスの顔だった
「遅いレナス!もう説明始めてるぞ」
「寄り道はしてないもん」
言い訳っぽくするレナスに少し面倒くさそうにし、アッシュは軽く舌打ちすると集まってるメンバーの方に目を向ける
「話を続けるぞ。ヴァンとレプリカは今、カイツールだ。軍港までは最低歩いて2、3日はかかる。その間にアリエッタはカイツール軍港を襲え」
「人質でもとるの?」
アッシュは質問するレナスの方をチラリと見ると小さく頷いた
「あぁ。どうせ、バチカルまでの船を手配するはずだ。船を破壊して整備士でも人質に取ればいいだろう。コーラル城までおびき寄せろ。いいな?ターゲットはレプリカだ」
「わかった…です。レプリカを装置の場所まで運べば…いいの…?」
「そうだ」
次にアッシュは壁に寄りかかっているシンクと譜業が施されたソファに座るディストを見る
「ディストはコーラル城にある装置の操作と解析だ。それでレプリカとの同調フォンスロットを開け。シンクもその手伝いだ」
シンクの方は腕組みをしながら、わかった。とだけ返事をする
ディストも妖しく笑い口元に笑みを浮かべている
「あたしはぁ?」
「お前はディストの…」
「嫌」
アッシュが言い終える前に、間髪入れずレナスは即答する
アッシュは深い溜め息を一回吐くと仕切り直してまた話を続けた
「だろうと思ったから、装置が使えるように俺と設定しに行くぞ」
「それなら了解~。じゃ、早速行く?」
レナスは親指でコーラル城がある方角を指す
「そうだな。暫く使ってないらしいからな。手間取ることを考えてさっさと行くか」
話が終わると皆それぞれ部屋を出て行くが、レナスはアリエッタを見つけると彼女の服を掴む
「あっ…待って。アリエッタ!」
「レナス…何?」
「アリエッタの魔物、移動用に1匹貸してくんない?」
アリエッタを引き止めたレナスは移動手段の為の魔物の貸し出しを願い出る
「うん…いいよ。みんな、レナスのこと大好きだから、喜ぶ…です」
「ありがと!」
しかし、喜ぶレナスにアリエッタは不思議そうに首を傾げるのだった
