6 己に向く矛先
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「おい、レナス…もうその件の話は…」
空気がピリつくのを感じたガイが堪らず止めに入るが…
「イオン様に頭を下げられてはこちらとしても、聞かないわけにはいきませんからね」
「おい…ジェイドも………だから…ピリピリするなって…」
全く聞く耳持たず…のようにも見えたが
「今は…」
「一時休戦といきましょうか」
「はぁ~!」
順にレナス、ジェイドと… ガイだ
「もう~ガイったら心配しすぎ!こう見えて、あたし今めちゃくちゃしんどいし、戦う気なしなんだから」
「だそうです。今は早く目的地に向かいますよ。レナスも不審な動きをしたら、今度こそ容赦しませんよ」
「は~い!」
「はぁ…レナスはそれでいいのか?」
「へ?何が?」
呆れながら溜め息をつくガイにすっとんきょんな声でレナスが答えた
「ジェイド兄のこと?それなら問題なし!お互いに割り切ってることだしね。あたしも、ジェイド兄も軍人よ。……………私情ははさまないわ」
最初はヘラヘラ笑っていたレナスだったが、最後の方は真剣な面持ちで、軍人らしい顔つきで答えていた
「そうか…。君は強いな」
「⋯⋯⋯ううん…。強がってないと自分を保てないだけ。本当に強い人は自分の弱さも見せるんだと思う⋯」
「レナス…?」
ほんの一瞬…
そうだったのかも定かじゃない…
ガイにはレナスが少し泣きそうな顔をしてるように見えた
空気がピリつくのを感じたガイが堪らず止めに入るが…
「イオン様に頭を下げられてはこちらとしても、聞かないわけにはいきませんからね」
「おい…ジェイドも………だから…ピリピリするなって…」
全く聞く耳持たず…のようにも見えたが
「今は…」
「一時休戦といきましょうか」
「はぁ~!」
順にレナス、ジェイドと… ガイだ
「もう~ガイったら心配しすぎ!こう見えて、あたし今めちゃくちゃしんどいし、戦う気なしなんだから」
「だそうです。今は早く目的地に向かいますよ。レナスも不審な動きをしたら、今度こそ容赦しませんよ」
「は~い!」
「はぁ…レナスはそれでいいのか?」
「へ?何が?」
呆れながら溜め息をつくガイにすっとんきょんな声でレナスが答えた
「ジェイド兄のこと?それなら問題なし!お互いに割り切ってることだしね。あたしも、ジェイド兄も軍人よ。……………私情ははさまないわ」
最初はヘラヘラ笑っていたレナスだったが、最後の方は真剣な面持ちで、軍人らしい顔つきで答えていた
「そうか…。君は強いな」
「⋯⋯⋯ううん…。強がってないと自分を保てないだけ。本当に強い人は自分の弱さも見せるんだと思う⋯」
「レナス…?」
ほんの一瞬…
そうだったのかも定かじゃない…
ガイにはレナスが少し泣きそうな顔をしてるように見えた
