6 己に向く矛先
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アニスとの合流点地点であるカイツールへ向かう事になった一行は、まずルートの相談をしていた
「確かここからだと、アクゼリュスの南の橋を渡ってフーブラス川を越え、街道を南下するのが安全だろうな」
ガイの何気ない言葉にレナスは訝しげにしながら聞く
「ふーん。本当に詳しいのね。それも卓上旅行?」
ガイは曖昧な笑みで、あぁとだけ答えた
「残念ながらご提案のルートは取れません。帰り際、元帥から伺った話では、地震と濁流でフーブラス川に架かった橋が落ちて流されてしまったとのことですから」
「えぇ~じゃあ、フーブラス川を横断するしかないじゃない!!」
「そうなります」
「だる~い」
「だりぃ~」
声を揃えレナスとルークが2人してうなだれる
「まぁ、今の季節、水流も穏やかで水嵩も高くありません。最短距離を通るので、考えようによってはよかったかもしれませんよ」
「じゃあ、アニスって導師守護役もそこを通ったのかい?」
ガイが聞くと、ジェイドは意味ありげな笑みを浮かべる
「大丈夫ですよ。アニスですからね♪」
続いてイオンもジェイドに同調し、頷く
「えぇ。アニスですから」
2人のそのアニスですから、という一言ですまされてしまう少女が一体どんな子なのか、レナスもルークも顔を見合せて、お互い首を捻る
「……何者?」
「レナスはアニスを知らないのか」
首を捻っているレナスにガイが聞く
「うん。知らない」
そんなガイとレナスの何気ない会話にイオンが加わる
「レナスは六神将のアッシユと行動することがほとんどですからね。知らなくて当然かもしれません」
「イオンとは知り合いなのにか?」
ルークも同じローレライ教団なのにアニスを知らないレナスに疑問を持ち、話に加わる
「イオンだって、いつも導師守護役と一緒ってわけじゃないからね。たまたまいない時に会っていたんでしょ」
レナスがそう言うと、イオンはニコニコしながらそうですね、とだけ言い、ジェイド達の元へ小走りに向かった
「はぁ、面倒くさっ⋯あたしたちも…行くわよ」
「おぅ」
「確かここからだと、アクゼリュスの南の橋を渡ってフーブラス川を越え、街道を南下するのが安全だろうな」
ガイの何気ない言葉にレナスは訝しげにしながら聞く
「ふーん。本当に詳しいのね。それも卓上旅行?」
ガイは曖昧な笑みで、あぁとだけ答えた
「残念ながらご提案のルートは取れません。帰り際、元帥から伺った話では、地震と濁流でフーブラス川に架かった橋が落ちて流されてしまったとのことですから」
「えぇ~じゃあ、フーブラス川を横断するしかないじゃない!!」
「そうなります」
「だる~い」
「だりぃ~」
声を揃えレナスとルークが2人してうなだれる
「まぁ、今の季節、水流も穏やかで水嵩も高くありません。最短距離を通るので、考えようによってはよかったかもしれませんよ」
「じゃあ、アニスって導師守護役もそこを通ったのかい?」
ガイが聞くと、ジェイドは意味ありげな笑みを浮かべる
「大丈夫ですよ。アニスですからね♪」
続いてイオンもジェイドに同調し、頷く
「えぇ。アニスですから」
2人のそのアニスですから、という一言ですまされてしまう少女が一体どんな子なのか、レナスもルークも顔を見合せて、お互い首を捻る
「……何者?」
「レナスはアニスを知らないのか」
首を捻っているレナスにガイが聞く
「うん。知らない」
そんなガイとレナスの何気ない会話にイオンが加わる
「レナスは六神将のアッシユと行動することがほとんどですからね。知らなくて当然かもしれません」
「イオンとは知り合いなのにか?」
ルークも同じローレライ教団なのにアニスを知らないレナスに疑問を持ち、話に加わる
「イオンだって、いつも導師守護役と一緒ってわけじゃないからね。たまたまいない時に会っていたんでしょ」
レナスがそう言うと、イオンはニコニコしながらそうですね、とだけ言い、ジェイド達の元へ小走りに向かった
「はぁ、面倒くさっ⋯あたしたちも…行くわよ」
「おぅ」
