5 決意
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「たしか…レナスの父親は六神将のディストって言ってたわよね…?」
「……だ・か・ら?」
今の話題であからさまに機嫌の悪くなるレナス
腕を組み、そっぽを向いて一切目を合わせようとしない
「銀髪…」
「赤い目」
「白い肌」
「まぁ、共通点はありますね」
順にガイ、ルーク、ティア、そしてジェイドが言った
そしてジェイド、イオン以外は目が点だった
「さいあく~」
一言悪態をつくレナス…
「「「えぇぇ!!」」」
「どうでもいいけど、声でかいと見つかるわよ」
そう言われルーク、ティア、ガイは咄嗟に自分の両手で口を塞ぐ
そしてまたディストだろうか、声が聞こえてくる
「この美し~い私がどうして薔薇でなく死神なんですかっ!」
だが、六神将の皆は完全にスルーだ
リグレットが完全無視をし、話を本題に戻す
「過ぎたことを言っても始まらない。どうするシンク?」
シンクと呼んだ仮面の少年に話しかける
「おいっ!」
無視をされたディストが声を上げるが、完全にいないものとされる
「エンゲーブとセントビナーの兵は撤退させるよ」
「しかし!」
納得がいかず、異を唱えるラルゴをシンクの声が制す
「アンタはまだ怪我が癒えてない。なんたってあの死霊使いに殺されかけたんだ。暫く大人しくしてたら?それに奴らはカイツールから国境を越えるしかないんだ。このまま駐留してマルクト軍を刺激したら外交問題に発展する」
「おい、無視するな!」
ディストは未だ完全無視し、ラルゴが撤退命令を下すと一般兵らはタルタロスへ戻っていった
一方、無視され続けたディストは金切り声を上げまた空飛ぶ椅子でどこか飛んでいってしまう
神託の盾兵全員の撤退を確認すると、皆背筋を伸ばし立ち上がる
ルーク達は何やら六神将に興味深々のようで、彼らの通り名など話していた
だが、彼らの通り名などどうでもよかったレナスにも話の話題は降りかかる
「なぁなぁ!レナスにも通り名あったよな?ガイが言ってたよな?」
「私は別に…六神将じゃないから通り名なんて立派なものないわよ!ほんの一部が言ってるだけでしょ!」
ルークはなんだとつまらなそうな顔をするが、横からジェイドが口を挟む
「レナスには“爆音”なんて素敵な通り名があるじゃないですか?」
「そんな通り名認めるわけないでしょっ!?」
「君が思ってるほどでもないよ。業火のレナス。結構有名だろ?」
「どうかしらね」
腕組みをしながらレナスは仕方なさそうに頷く
「あれ?ガイ、レナスは六神将じゃないんだろ?1人足りなくねぇか?」
「いなかったのは鮮血のアッシュだな」
「あぁ、アッシュってレナスが言ってた上司の事だろ。でも六神将って何者なんだ?」
「……だ・か・ら?」
今の話題であからさまに機嫌の悪くなるレナス
腕を組み、そっぽを向いて一切目を合わせようとしない
「銀髪…」
「赤い目」
「白い肌」
「まぁ、共通点はありますね」
順にガイ、ルーク、ティア、そしてジェイドが言った
そしてジェイド、イオン以外は目が点だった
「さいあく~」
一言悪態をつくレナス…
「「「えぇぇ!!」」」
「どうでもいいけど、声でかいと見つかるわよ」
そう言われルーク、ティア、ガイは咄嗟に自分の両手で口を塞ぐ
そしてまたディストだろうか、声が聞こえてくる
「この美し~い私がどうして薔薇でなく死神なんですかっ!」
だが、六神将の皆は完全にスルーだ
リグレットが完全無視をし、話を本題に戻す
「過ぎたことを言っても始まらない。どうするシンク?」
シンクと呼んだ仮面の少年に話しかける
「おいっ!」
無視をされたディストが声を上げるが、完全にいないものとされる
「エンゲーブとセントビナーの兵は撤退させるよ」
「しかし!」
納得がいかず、異を唱えるラルゴをシンクの声が制す
「アンタはまだ怪我が癒えてない。なんたってあの死霊使いに殺されかけたんだ。暫く大人しくしてたら?それに奴らはカイツールから国境を越えるしかないんだ。このまま駐留してマルクト軍を刺激したら外交問題に発展する」
「おい、無視するな!」
ディストは未だ完全無視し、ラルゴが撤退命令を下すと一般兵らはタルタロスへ戻っていった
一方、無視され続けたディストは金切り声を上げまた空飛ぶ椅子でどこか飛んでいってしまう
神託の盾兵全員の撤退を確認すると、皆背筋を伸ばし立ち上がる
ルーク達は何やら六神将に興味深々のようで、彼らの通り名など話していた
だが、彼らの通り名などどうでもよかったレナスにも話の話題は降りかかる
「なぁなぁ!レナスにも通り名あったよな?ガイが言ってたよな?」
「私は別に…六神将じゃないから通り名なんて立派なものないわよ!ほんの一部が言ってるだけでしょ!」
ルークはなんだとつまらなそうな顔をするが、横からジェイドが口を挟む
「レナスには“爆音”なんて素敵な通り名があるじゃないですか?」
「そんな通り名認めるわけないでしょっ!?」
「君が思ってるほどでもないよ。業火のレナス。結構有名だろ?」
「どうかしらね」
腕組みをしながらレナスは仕方なさそうに頷く
「あれ?ガイ、レナスは六神将じゃないんだろ?1人足りなくねぇか?」
「いなかったのは鮮血のアッシュだな」
「あぁ、アッシュってレナスが言ってた上司の事だろ。でも六神将って何者なんだ?」