5 決意
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「導師守護役 がうろついていたってのはどうなったのさ」
「はい、マルクト軍と接触していたようです」
今度は別の兵と仮面を被った少年の話し声が聞こえてくる
「もっともマルクトの奴らめ、機密事項と称して情報開示に消極的でして…」
「ふーん、マルクトの奴らも馬鹿じゃないからね、警戒してるんだね。それにしてもレナスの奴の目撃情報は?」
「いえ、今のところは…」
「まったくアッシュの奴レナスを見つけたらすぐ報告しろって言ってすぐ消えるんだから、いい迷惑だよ」
話を聞いていたレナスの顔がみるみる青ざめていく…
(ヤバいヤバい……これは絶対怒ってる…)
「どうしました?レナス顔が真っ青ですよ」
今の話の内容で大体把握したはずなのに、ワザとらしくジェイドがにっこり笑いながらレナスを見た
「お願い!早く解放して~」
「まだ駄目です♪さて、ここに導師守護役がきたということはアニスは無事のようですね」
「そのようですね」
レナスの切実な懇願は露骨に無視され、話を進めるジェイドとイオン
すると―――――
「ハーッハッハッハッハッハッ」
甲高い声だが女性の笑い声ではない、男性の笑い声が響き渡る
その声を聞いた途端レナスの顔は思い切り忌々しそうに歪む
それを見たルークが何事かと思わずレナスに声をかけた
「おい!?レナスどうしたんだよ?」
「なんでもない!チッ!状況が変わったわ!不本意ではあるけど、暫くアッシュと合流できるまでは同行させてもらうわ」
舌打ちし、仕方なさそうな顔で言い放つ
「おやっ、さっきとは態度が随分ちがいますねぇ」
「事情がかわったのよ」
癇に障るような笑い声が止むと、一行は見つからないように身を屈め、再び様子を見る
派手な椅子に座った先程の高笑いの男が空から降りてきたのだ
椅子も派手だが、身なりも相当派手な男だ
銀髪に色白で眼鏡をして学者のような格好なのだが…襟の部分がいやに広がった派手な格好をしているのが目につく
「あの性悪ジェイドに捕まるなんてレナスは何をしているんでしょう!こうなったら神託の盾兵六神将―――薔薇のディスト様が…」
「薔薇じゃなくて死神だろ?」
仮面の少年がそういうや、ディストと呼ばれた男はムキーッと苛立ったように椅子の肘掛けを叩いていた
影から見ていたルーク達はここである事に気付いた
「ん?なんかジェイドとレナスのこと知ってるぽい言い方だけど…もしかして知り合いか?」
「確かに…そうだな。それに⋯あれ?ディストって……いえば…確か?」
みんな揃って視線はレナスに向けられた
「んっ、なによ…?」
「はい、マルクト軍と接触していたようです」
今度は別の兵と仮面を被った少年の話し声が聞こえてくる
「もっともマルクトの奴らめ、機密事項と称して情報開示に消極的でして…」
「ふーん、マルクトの奴らも馬鹿じゃないからね、警戒してるんだね。それにしてもレナスの奴の目撃情報は?」
「いえ、今のところは…」
「まったくアッシュの奴レナスを見つけたらすぐ報告しろって言ってすぐ消えるんだから、いい迷惑だよ」
話を聞いていたレナスの顔がみるみる青ざめていく…
(ヤバいヤバい……これは絶対怒ってる…)
「どうしました?レナス顔が真っ青ですよ」
今の話の内容で大体把握したはずなのに、ワザとらしくジェイドがにっこり笑いながらレナスを見た
「お願い!早く解放して~」
「まだ駄目です♪さて、ここに導師守護役がきたということはアニスは無事のようですね」
「そのようですね」
レナスの切実な懇願は露骨に無視され、話を進めるジェイドとイオン
すると―――――
「ハーッハッハッハッハッハッ」
甲高い声だが女性の笑い声ではない、男性の笑い声が響き渡る
その声を聞いた途端レナスの顔は思い切り忌々しそうに歪む
それを見たルークが何事かと思わずレナスに声をかけた
「おい!?レナスどうしたんだよ?」
「なんでもない!チッ!状況が変わったわ!不本意ではあるけど、暫くアッシュと合流できるまでは同行させてもらうわ」
舌打ちし、仕方なさそうな顔で言い放つ
「おやっ、さっきとは態度が随分ちがいますねぇ」
「事情がかわったのよ」
癇に障るような笑い声が止むと、一行は見つからないように身を屈め、再び様子を見る
派手な椅子に座った先程の高笑いの男が空から降りてきたのだ
椅子も派手だが、身なりも相当派手な男だ
銀髪に色白で眼鏡をして学者のような格好なのだが…襟の部分がいやに広がった派手な格好をしているのが目につく
「あの性悪ジェイドに捕まるなんてレナスは何をしているんでしょう!こうなったら神託の盾兵六神将―――薔薇のディスト様が…」
「薔薇じゃなくて死神だろ?」
仮面の少年がそういうや、ディストと呼ばれた男はムキーッと苛立ったように椅子の肘掛けを叩いていた
影から見ていたルーク達はここである事に気付いた
「ん?なんかジェイドとレナスのこと知ってるぽい言い方だけど…もしかして知り合いか?」
「確かに…そうだな。それに⋯あれ?ディストって……いえば…確か?」
みんな揃って視線はレナスに向けられた
「んっ、なによ…?」