5 決意
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朝メンバーはもめていた
なぜ?
それは…
「でっ、誰がレナスを起こすんだ…?」
「ここはやはり…ルークにお願いしましょう?ガイ、ルークを先に起こしてきて下さい」
「あんたが起こさないのか…?」
「慎んでお断り致します」
誰がレナスを起こすかもめていた
「~~~~なんで、俺がレナスを起こしに行くんだよ?」
「みんな朝食等準備で忙しい為、手が空いてるのはルークしかいないんですよ」
いつもより爽やかなジェイドの笑顔に怪しいと感じながらも渋々レナスを起こしに行く
「おいっ!レナス起きろっつーの!!」
「…るさい………」
「おい?聞いてんのか?」
「五月蝿いっつてんのよ!!!」
まだ寝ぼけモードのレナスは起き上がるなり、ルークに剣を突きつけた
「っつ!!!!!」
「レナス~ご飯ですよ。剣はしまって下さい」
「ん…ご飯…?朝か…」
ルークは尻餅をつき、放心状態
「お…やよう…(おはよう)」
そう言うと剣を鞘にしまい、目を擦りながら食事のある場所へレナスは向かった
その後、理由を聞いたルークはもちろん抗議をするのだった
「ガイひっでぇな!知ってて俺に行かせただろ?」
「悪い…でも俺も前の日起こしたんだぜ」
「何?」
「レナスは黙ってれば美人だなという話ですよ」
「黙ってればって何?」
「ほら、セントビナーが見えてきましたよ」
「む~!もしかして、はぐらかされた?」
そんなこんなありながらも、一行は無事歩き進み、セントビナーの街に到着することができた
幸い追っ手にも会うこともなかった
モンスターの大群には遭遇することはあったが、レナスやガイ、ルークが中心に倒してゆき、セントビナーに到着できたのは不幸中の幸いだろう