5 決意
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もう少しでセントビナーというところまで来た一行だったが夜も更けてきた為、無理して進まず、野宿をすることになった
食事を終え、まだ寝るには早かった為、各々が自由に過ごしていた
レナスはいうと、自由時間を剣の手入れに使っていた
「レナスの戦闘スタイルって変わってるよな」
特にやることがなく、暇なのかルークが頭の後ろで腕を組みながらレナスに聞いてきた
「そう?んー、うちはみんな戦闘スタイルバラバラだからあんまり気にした事ないなー」
「あぁ。俺、双剣使いとか見たことないし」
「ふ~ん。双剣も慣れると楽しいよ」
「へぇ、俺もやってみようかな~?」
「あなたには無理よ」
2人の会話を聞いていたティアがぴしゃりとルークに言う
ルークは無理と言われたことに少しムッとしながら反論した
「やってみないと分かんないだろ?」
「双剣は防御も攻撃もかなりバランスが取りにくい武器よ。相当な鍛練でもしないとまず扱うのは難しいわ」
「お前、剣なんて扱わねぇのになんでそんなこと分かるんだよ?」
「軍人の知識として当然よ」
ルークはそう言われると何も言い返せず、面白くなさそうに舌打ちをした
そんなルークを見かねたレナスは剣の手入れする手を止め、悪戯っぽい笑みを浮かべて言った
「じゃあ、格闘術は?」
「はっ?格闘術ぅ?」
「そっ!格闘術って戦闘の基本じゃん!片手剣とあわせて取り入れたら絶対使えるからさ!」
レナスは何故か妙に上機嫌気味に提案してくる為、ルークは困惑中だ
そんなルークの心情なんぞレナスは知ったことではないといった様子でグイグイルークに詰め寄る
「絶対覚えて損はないからさ!」
「えっ⋯そ、そんなん誰に教わるんだよ。格闘家なんていないじゃねぇか」
そんなルークにあたしあたしとにっこり自分を指差し、強く主張するレナス
ルークは理解が追いつかず、“はっ?”という顔をしている
「こうみえてレナスさんはマルチですよ♪暇だしさぁ~、教えるから手合わせ付き合ってよ~」
「やけに勧めてくると思ったらそういう事かよっ!」
「もーいーじゃん!だってここまで雑魚しか出なかったじゃん?体鈍っちゃうもーん!ねぇ?いいでしょー?いいよね!」
「えっ、て⋯おいっレナス!」
レナスはルークの返事なんぞ待たず、自分の腕を絡め、グイグイと引っ張ってゆく
結局レナスの勢いに根負けしたルークは格闘術を教えてもらいつつ、レナスとの手合わせに付き合うはめになった
食事を終え、まだ寝るには早かった為、各々が自由に過ごしていた
レナスはいうと、自由時間を剣の手入れに使っていた
「レナスの戦闘スタイルって変わってるよな」
特にやることがなく、暇なのかルークが頭の後ろで腕を組みながらレナスに聞いてきた
「そう?んー、うちはみんな戦闘スタイルバラバラだからあんまり気にした事ないなー」
「あぁ。俺、双剣使いとか見たことないし」
「ふ~ん。双剣も慣れると楽しいよ」
「へぇ、俺もやってみようかな~?」
「あなたには無理よ」
2人の会話を聞いていたティアがぴしゃりとルークに言う
ルークは無理と言われたことに少しムッとしながら反論した
「やってみないと分かんないだろ?」
「双剣は防御も攻撃もかなりバランスが取りにくい武器よ。相当な鍛練でもしないとまず扱うのは難しいわ」
「お前、剣なんて扱わねぇのになんでそんなこと分かるんだよ?」
「軍人の知識として当然よ」
ルークはそう言われると何も言い返せず、面白くなさそうに舌打ちをした
そんなルークを見かねたレナスは剣の手入れする手を止め、悪戯っぽい笑みを浮かべて言った
「じゃあ、格闘術は?」
「はっ?格闘術ぅ?」
「そっ!格闘術って戦闘の基本じゃん!片手剣とあわせて取り入れたら絶対使えるからさ!」
レナスは何故か妙に上機嫌気味に提案してくる為、ルークは困惑中だ
そんなルークの心情なんぞレナスは知ったことではないといった様子でグイグイルークに詰め寄る
「絶対覚えて損はないからさ!」
「えっ⋯そ、そんなん誰に教わるんだよ。格闘家なんていないじゃねぇか」
そんなルークにあたしあたしとにっこり自分を指差し、強く主張するレナス
ルークは理解が追いつかず、“はっ?”という顔をしている
「こうみえてレナスさんはマルチですよ♪暇だしさぁ~、教えるから手合わせ付き合ってよ~」
「やけに勧めてくると思ったらそういう事かよっ!」
「もーいーじゃん!だってここまで雑魚しか出なかったじゃん?体鈍っちゃうもーん!ねぇ?いいでしょー?いいよね!」
「えっ、て⋯おいっレナス!」
レナスはルークの返事なんぞ待たず、自分の腕を絡め、グイグイと引っ張ってゆく
結局レナスの勢いに根負けしたルークは格闘術を教えてもらいつつ、レナスとの手合わせに付き合うはめになった