6 己に向く矛先
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「親愛なるジェイド大佐へ
すっごく怖い思いをしたけど、なんとかたどり着きました☆例の大事なものはちゃんと持ってま~す。誉めて誉めて♪
もうすぐ神託の盾がセントビナーを封鎖するそうなので先に第二地点へ向かいますね。
アニスの大好きな
(恥ずかし~☆告っちゃったよぅ)ルーク様はご無事ですか?すごーく心配しています。
早くルーク様に逢いたいです☆
ついでにイオン様のこともよろしく。
それではまた☆
アニスより」
「⋯⋯⋯⋯目が滑る⋯」
4人は一瞬、目が点になる
そしてガイはニヤニヤと悪戯っぽい笑みを浮かべ、肘でルークを小突く
「おいおいルークさんよ。モテモテじゃないですか。でも、ほどほどにしとけよ?お前にはナタリア姫っていう婚約者がいるんだからな」
「えっ!!」
「ル、ルークってさ…婚約者いるの…?」
驚いた様な、困った様な、なんともいえない顔ででレナスはルークに聞く
するとルークは頭を掻きながら面倒くさそうに答える
「いちゃわりーかよ。それに、あんなウザイ女冗談じゃね―や」
(ルークの婚約者ってことは…アッシュにとっての婚約者‥なんだ‥よね…?)
「あなたに婚約者とは…奇特な方もいたものですねぇ」
どこか同情じみたような顔でジェイドが言う
そんな3人の色々な感情にはあまり興味がない、真面目なティアはここで漸く本題の話に戻す
「大佐。第二地点というのは?」
「カイツールの事です。ここから南西にある街で、フーブラス川を渡った先にあります。アニスに追いつかなくなってはいけませんから、先を急ぎましょうか」
(あたしは⋯ローレライ教団に来てからの⋯六神将としてのアッシュのことしか何も知らない⋯⋯アッシュの事⋯⋯本当のアッシュの事はなにも知らないんだ⋯⋯⋯いや⋯⋯あたしには知る資格もないんだった…)
「レナス行きますよ」
「え…どこに…?」
レナスはアッシュの⋯、いや、ルークの婚約者の話が話題になってから、ずっと1人考え込み、カイツールの事は何も聞いてなかった
「まったく…聞いていなかったんですか?カイツールにですよ」
「あ、あぁ⋯カイツールね、わかったわよ」
呆れ顔のジェイドに対し、レナスはやはり心ここにあらず…だ
すっごく怖い思いをしたけど、なんとかたどり着きました☆例の大事なものはちゃんと持ってま~す。誉めて誉めて♪
もうすぐ神託の盾がセントビナーを封鎖するそうなので先に第二地点へ向かいますね。
アニスの大好きな
(恥ずかし~☆告っちゃったよぅ)ルーク様はご無事ですか?すごーく心配しています。
早くルーク様に逢いたいです☆
ついでにイオン様のこともよろしく。
それではまた☆
アニスより」
「⋯⋯⋯⋯目が滑る⋯」
4人は一瞬、目が点になる
そしてガイはニヤニヤと悪戯っぽい笑みを浮かべ、肘でルークを小突く
「おいおいルークさんよ。モテモテじゃないですか。でも、ほどほどにしとけよ?お前にはナタリア姫っていう婚約者がいるんだからな」
「えっ!!」
「ル、ルークってさ…婚約者いるの…?」
驚いた様な、困った様な、なんともいえない顔ででレナスはルークに聞く
するとルークは頭を掻きながら面倒くさそうに答える
「いちゃわりーかよ。それに、あんなウザイ女冗談じゃね―や」
(ルークの婚約者ってことは…アッシュにとっての婚約者‥なんだ‥よね…?)
「あなたに婚約者とは…奇特な方もいたものですねぇ」
どこか同情じみたような顔でジェイドが言う
そんな3人の色々な感情にはあまり興味がない、真面目なティアはここで漸く本題の話に戻す
「大佐。第二地点というのは?」
「カイツールの事です。ここから南西にある街で、フーブラス川を渡った先にあります。アニスに追いつかなくなってはいけませんから、先を急ぎましょうか」
(あたしは⋯ローレライ教団に来てからの⋯六神将としてのアッシュのことしか何も知らない⋯⋯アッシュの事⋯⋯本当のアッシュの事はなにも知らないんだ⋯⋯⋯いや⋯⋯あたしには知る資格もないんだった…)
「レナス行きますよ」
「え…どこに…?」
レナスはアッシュの⋯、いや、ルークの婚約者の話が話題になってから、ずっと1人考え込み、カイツールの事は何も聞いてなかった
「まったく…聞いていなかったんですか?カイツールにですよ」
「あ、あぁ⋯カイツールね、わかったわよ」
呆れ顔のジェイドに対し、レナスはやはり心ここにあらず…だ
