3 再会
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「いや、痛い痛くないの問題じゃねぇだろ!?」
「⋯⋯うーん⋯?」
「ファーストエイド」
レナスの頬の傷がスっーっと消えてゆく
「あなた達、少し声が大きいわよ」
背後から現れ、回復を唱えたのは綺麗な長い髪が印象的なティアだった
「ティア・グランツ…いいの~回復なんてして~?知ってるよ、総長の妹で総長の命を狙ってることも…」
軽い調子の声音とは裏腹に冷めた目で彼女をみるが返ってきたのは意外な反応だった
「ティアでいいわ。このくらいの傷だったら別に回復しても問題ないわ。今は捕虜としていてもらってるわけだし。…でも抵抗したときは容赦しないけれど」
「···············。あ~ぁ、拍子抜け。あたしだけ敵意剥き出しにして馬鹿みたい。やめた、やめた」
レナスは立ち上がり、いじっていた譜業を拾い上げた
「あたしのこともレナスでいい。ルーク、ティア…ありがと。ちなみにあたしも第七音譜術士だから自分で治癒できるんだよね」
「えぇ!?そうなのかよ!じゃあ、なんで自分で治さなかったんだよ!?」
「だからぁ~言ったじゃん?大した怪我じゃないからほっといたって」
「だからって顔に傷はダメだろ!」
「レナス、貴方も第七音譜術士だったのね。でも確かにルークの言う通りだわ。治癒だって万能ではないわ。程度によるけど、傷痕になったら治せないかもしれないわよ」
「もー2人とも心配しすぎ!まぁ⋯一緒に同行する間くらいは気をつけるよ」
曖昧な笑みを浮かべ、レナスはじゃあ、先に戻るね、とだけ伝えジェイド達がいる場所へ駆けていった
途中ボソッとレナスは呟く
「別に⋯そんなの今更だわ⋯」
「⋯⋯うーん⋯?」
「ファーストエイド」
レナスの頬の傷がスっーっと消えてゆく
「あなた達、少し声が大きいわよ」
背後から現れ、回復を唱えたのは綺麗な長い髪が印象的なティアだった
「ティア・グランツ…いいの~回復なんてして~?知ってるよ、総長の妹で総長の命を狙ってることも…」
軽い調子の声音とは裏腹に冷めた目で彼女をみるが返ってきたのは意外な反応だった
「ティアでいいわ。このくらいの傷だったら別に回復しても問題ないわ。今は捕虜としていてもらってるわけだし。…でも抵抗したときは容赦しないけれど」
「···············。あ~ぁ、拍子抜け。あたしだけ敵意剥き出しにして馬鹿みたい。やめた、やめた」
レナスは立ち上がり、いじっていた譜業を拾い上げた
「あたしのこともレナスでいい。ルーク、ティア…ありがと。ちなみにあたしも第七音譜術士だから自分で治癒できるんだよね」
「えぇ!?そうなのかよ!じゃあ、なんで自分で治さなかったんだよ!?」
「だからぁ~言ったじゃん?大した怪我じゃないからほっといたって」
「だからって顔に傷はダメだろ!」
「レナス、貴方も第七音譜術士だったのね。でも確かにルークの言う通りだわ。治癒だって万能ではないわ。程度によるけど、傷痕になったら治せないかもしれないわよ」
「もー2人とも心配しすぎ!まぁ⋯一緒に同行する間くらいは気をつけるよ」
曖昧な笑みを浮かべ、レナスはじゃあ、先に戻るね、とだけ伝えジェイド達がいる場所へ駆けていった
途中ボソッとレナスは呟く
「別に⋯そんなの今更だわ⋯」