2 業火と爆音
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「――――しかたない」
そうひと言、言い残しリグレット達はレナスを残してタルタロス中へ入ると昇降口は閉まる
「これでしばらくは全ての昇降口が開きません」
これでようやく一行は一息つくことができるようになった
途端、ロングヘアーで右目を髪で隠した女性がジェイドへ駆け寄ってきた
「大佐!腕の怪我は?」
「すんでのところで避けたので少し掠った程度です」
「今、治癒します……ファーストエイド」
「ありがとうございます」
レナスが今度は反対側を見ると赤毛の青年が金髪の青年へ駆け寄る姿が見えた
「ふぅ…助かった…ガイ!よく来てくれたな!」
「やー、探したぜぇ。こんな所にいやがるとはなー」
完全に1人だけ置いてけぼりにされていたレナスが一行に呼びかける
「ねぇ!!あたしも戻りたいんだけど?」
自分の存在を忘れられていた為、少し不機嫌なレナス
「いやですね~。あなたには暫く捕虜として同行していただきますよ」
爽やかに笑って言い退けるジェイド
「だから死霊使い…あんたには会いたくなかったんだぁ――――!!!」
叫び散らすレナスを無視しジェイドはまた話を進めはじめた
ジェイドは足元から“無視するなー”と声がした気がしたが“最近は耳が遠くていけませんね~”とわざと大きい声で言うとイオンへ向き直った
「ところでイオン様、アニスはどうしました?」
「敵に奪われた親書を取り返そうとして、魔物に船窓から吹き飛ばされて…。ただ、遺体が見つからないと話しているのを聞いたので、無事でいてくれると…」
「それならセントビナーへ向かいましょう。アニスとの合流先です。もしもの時の合流先を決めておいて良かったです」
「おいおい。そちらさんの部下はどうするんだ?まだ陸艦に残ってるんだろう?」
「生き残りがいるとは思えません」
2人の会話を聞いていたレナスはせせら笑った
「―――アハハハハハ!何言ってるの?残ってるわけないじゃない。見かけた奴はみんな殺したよ」
挑発的な口調でさらに言い放ち続ける
「だって、1人でも証人を残したらローレライ教団とマルクト帝国の間で紛争になるからね」
そうひと言、言い残しリグレット達はレナスを残してタルタロス中へ入ると昇降口は閉まる
「これでしばらくは全ての昇降口が開きません」
これでようやく一行は一息つくことができるようになった
途端、ロングヘアーで右目を髪で隠した女性がジェイドへ駆け寄ってきた
「大佐!腕の怪我は?」
「すんでのところで避けたので少し掠った程度です」
「今、治癒します……ファーストエイド」
「ありがとうございます」
レナスが今度は反対側を見ると赤毛の青年が金髪の青年へ駆け寄る姿が見えた
「ふぅ…助かった…ガイ!よく来てくれたな!」
「やー、探したぜぇ。こんな所にいやがるとはなー」
完全に1人だけ置いてけぼりにされていたレナスが一行に呼びかける
「ねぇ!!あたしも戻りたいんだけど?」
自分の存在を忘れられていた為、少し不機嫌なレナス
「いやですね~。あなたには暫く捕虜として同行していただきますよ」
爽やかに笑って言い退けるジェイド
「だから死霊使い…あんたには会いたくなかったんだぁ――――!!!」
叫び散らすレナスを無視しジェイドはまた話を進めはじめた
ジェイドは足元から“無視するなー”と声がした気がしたが“最近は耳が遠くていけませんね~”とわざと大きい声で言うとイオンへ向き直った
「ところでイオン様、アニスはどうしました?」
「敵に奪われた親書を取り返そうとして、魔物に船窓から吹き飛ばされて…。ただ、遺体が見つからないと話しているのを聞いたので、無事でいてくれると…」
「それならセントビナーへ向かいましょう。アニスとの合流先です。もしもの時の合流先を決めておいて良かったです」
「おいおい。そちらさんの部下はどうするんだ?まだ陸艦に残ってるんだろう?」
「生き残りがいるとは思えません」
2人の会話を聞いていたレナスはせせら笑った
「―――アハハハハハ!何言ってるの?残ってるわけないじゃない。見かけた奴はみんな殺したよ」
挑発的な口調でさらに言い放ち続ける
「だって、1人でも証人を残したらローレライ教団とマルクト帝国の間で紛争になるからね」