12 交差する想い
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「宿に行く?」
「先に行ってろ。俺はヴァンの奴を探す」
「でも⋯シンクに監視されて⋯」
しかしアッシュはレナスの言葉も聞かずに踵を返し、街の中へと再び消えていった
「………アッシュ…」
残ったレナスはアッシュの背中を見えなくなるまでずっと見ていた
レナスはアッシュの背中はどことなく寂しそうで泣いているように見えて仕方なかった
――――故郷―――
アッシュが10歳までいて、育った街
ここに婚約者もいる
――そして家族も―――
でも7年前、アッシュは全てを失った
「⋯⋯行っちゃった⋯あたしは⋯宿で一休みしようかな」
宿で部屋を取ると、すぐにベットへと寝転がった
(ヴァンも―――あたしもきっと同罪なんだろうな…)
(アッシュを苦しめた…あたしの一番の罪過…)
「⋯⋯⋯⋯やっぱりあたしも付いてけばよかったかな」
レナスはガバッと起き上がり、ベットから起き上がる
「やっぱり⋯探しに行こう」
レナスは黒のフードを被り、急いで外へ出る
「出てきたはいいけど⋯どこに行ったんだろう」
とりあえずアテもなく、バチカル市内をレナスは歩く事にした
辺りをキョロキョロと見回しながらレナスは歩き回る
だが、アッシュの姿もヴァンの姿も見当たらない
「⋯⋯⋯港の方に行ってみようかな⋯」
ふと、シンクが明朝に港と言っていた事を思い出し、もしかしたらなにか手がかりがあるかもしれないと思い、港を目指す
「レナス⋯?1人でなにやってんのさ」
「!!?」
背後から聞き覚えのある声がしてレナスは振り返る
「シンク!」
「あんまりキョロキョロしすぎると目立つから気をつけてよね。ただでさえ、目立つんだから」
「むっ⋯ちゃんと目立たないようにフード被ってきたもの」
「だからそれが怪しすぎるんだよ。ま、レナスは被ってなくても目立つだろうけど」
「じゃあ、どうしろって言うのよ!」
「先に行ってろ。俺はヴァンの奴を探す」
「でも⋯シンクに監視されて⋯」
しかしアッシュはレナスの言葉も聞かずに踵を返し、街の中へと再び消えていった
「………アッシュ…」
残ったレナスはアッシュの背中を見えなくなるまでずっと見ていた
レナスはアッシュの背中はどことなく寂しそうで泣いているように見えて仕方なかった
――――故郷―――
アッシュが10歳までいて、育った街
ここに婚約者もいる
――そして家族も―――
でも7年前、アッシュは全てを失った
「⋯⋯行っちゃった⋯あたしは⋯宿で一休みしようかな」
宿で部屋を取ると、すぐにベットへと寝転がった
(ヴァンも―――あたしもきっと同罪なんだろうな…)
(アッシュを苦しめた…あたしの一番の罪過…)
「⋯⋯⋯⋯やっぱりあたしも付いてけばよかったかな」
レナスはガバッと起き上がり、ベットから起き上がる
「やっぱり⋯探しに行こう」
レナスは黒のフードを被り、急いで外へ出る
「出てきたはいいけど⋯どこに行ったんだろう」
とりあえずアテもなく、バチカル市内をレナスは歩く事にした
辺りをキョロキョロと見回しながらレナスは歩き回る
だが、アッシュの姿もヴァンの姿も見当たらない
「⋯⋯⋯港の方に行ってみようかな⋯」
ふと、シンクが明朝に港と言っていた事を思い出し、もしかしたらなにか手がかりがあるかもしれないと思い、港を目指す
「レナス⋯?1人でなにやってんのさ」
「!!?」
背後から聞き覚えのある声がしてレナスは振り返る
「シンク!」
「あんまりキョロキョロしすぎると目立つから気をつけてよね。ただでさえ、目立つんだから」
「むっ⋯ちゃんと目立たないようにフード被ってきたもの」
「だからそれが怪しすぎるんだよ。ま、レナスは被ってなくても目立つだろうけど」
「じゃあ、どうしろって言うのよ!」
