12 交差する想い
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あの後、ディストを片付けてルーク達と別れたレナスは急いでいた
なぜって?
「絶っ対!!怒ってる~。先にバチカルに向かっちゃったかな⋯」
半泣きになりながらレナスは指笛を吹く
するともう一匹のグリフィンが飛んできた
「ごめんね。ケセドニアにアッシュが多分だけど、いると思うの。アッシュをここまで連れてきてくれる?」
そう言い後から来たグリフィンの翼を撫でるとグリフィンはケセドニアに向け、羽ばたいていく
グリフィンが羽ばたく姿を見ながらレナスはハァ⋯と溜め息を吐いた
レナスは今、任務の遅れを取り戻す為、急いでバチカルに向かっている途中
レナスがシンクやディストに捕まっている間、アッシュが待ちきれずに先に向かっているか、もしくはケセドニアで待っていてくれてるのかは分からない
そんな中一縷の望みをかけ、一旦グリフィンにケセドニアに向かってもらい、アッシュがいたらそのまま連れてきてもらおうという考えだ
(どーか怒ってませんよーに)
―20分程経過した頃―
先程のグリフィンが戻ってきた
グリフィンの背にはアッシュを乗せて⋯
アッシュはどうやらケセドニアで待っていてくれたようだ
しかしながら、レナスのアッシュが怒っていませんように、という儚い願いは空しくも叶うことはなかった
僅かな可能性にかけてみたものの⋯レナスは気づいてしまった
物凄く不機嫌な顔をしたアッシュの顔が見えてしまったのだ
「……………」
「ア、アッシュ~?」
「てめぇはどれだけ人を待たせるつもりだったんだ?」
グリフィンの背に座るアッシュは腕を組みながらレナスを睨みつける
(うひ~怒ってる~)
「いや、シンクとすぐ戻る予定“だった”よ。ただ…」
レナスはどもった声で言うが、そんな理由はアッシュには関係なく
「んなこと俺が知るかっ!!」
「うわ~ん!!だってその後でディストの奴に連れ去られたりしてたんだも~ん!!」
アッシュはレナスを見て、軽く舌打ちするとまたすぐ前を見た
「とっとと、奴らを追うぞ」
「はぁ~い」
なぜって?
「絶っ対!!怒ってる~。先にバチカルに向かっちゃったかな⋯」
半泣きになりながらレナスは指笛を吹く
するともう一匹のグリフィンが飛んできた
「ごめんね。ケセドニアにアッシュが多分だけど、いると思うの。アッシュをここまで連れてきてくれる?」
そう言い後から来たグリフィンの翼を撫でるとグリフィンはケセドニアに向け、羽ばたいていく
グリフィンが羽ばたく姿を見ながらレナスはハァ⋯と溜め息を吐いた
レナスは今、任務の遅れを取り戻す為、急いでバチカルに向かっている途中
レナスがシンクやディストに捕まっている間、アッシュが待ちきれずに先に向かっているか、もしくはケセドニアで待っていてくれてるのかは分からない
そんな中一縷の望みをかけ、一旦グリフィンにケセドニアに向かってもらい、アッシュがいたらそのまま連れてきてもらおうという考えだ
(どーか怒ってませんよーに)
先程のグリフィンが戻ってきた
グリフィンの背にはアッシュを乗せて⋯
アッシュはどうやらケセドニアで待っていてくれたようだ
しかしながら、レナスのアッシュが怒っていませんように、という儚い願いは空しくも叶うことはなかった
僅かな可能性にかけてみたものの⋯レナスは気づいてしまった
物凄く不機嫌な顔をしたアッシュの顔が見えてしまったのだ
「……………」
「ア、アッシュ~?」
「てめぇはどれだけ人を待たせるつもりだったんだ?」
グリフィンの背に座るアッシュは腕を組みながらレナスを睨みつける
(うひ~怒ってる~)
「いや、シンクとすぐ戻る予定“だった”よ。ただ…」
レナスはどもった声で言うが、そんな理由はアッシュには関係なく
「んなこと俺が知るかっ!!」
「うわ~ん!!だってその後でディストの奴に連れ去られたりしてたんだも~ん!!」
アッシュはレナスを見て、軽く舌打ちするとまたすぐ前を見た
「とっとと、奴らを追うぞ」
「はぁ~い」
