11 奪還すべきもの
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「無理…無理…ッ!鼻垂れディストだって!アッハハハハハハハ~」
ディストは椅子の上で手足をばたつかせている
この時、ディストは椅子に付いてるスイッチに触れてしまい、レナスを掴んでいた譜業の手がじゃんけんでいうパーになる
パーになるということは勿論
「わひゃっ!?」
笑いもがいていたレナスは突然の出来事に何も出来ず、そのまま落下
幸い、海の中に落ちることは免れたが、ジェイドらのいる船に尻餅を付いたのだった
「痛ぁ~」
「……あほらし」
ルークの呟く声が聞こえた
「こういうのを、置いてけぼりっていうんだろうな」
ガイもジェイドの背に隠れながら呟く
すると、漸く落ち着きを取り戻したディストは乱れた息を整えていた
「……ま、まぁいいでしょう。さあ、音譜盤のデータを渡しなさい!」
「これですか?」
脇に抱えていた書類を見せると、ディストはそれをあっという間に奪った
「ハーッハッハッハッ!油断しましたねぇ、ジェイド!」
「差し上げますよ。その書類の内容は全て覚えましたからね」
眼鏡のブリッジを押さえて余裕の笑みを浮かべるジェイド
「ム、ムキーッ!猿が私を小馬鹿にして!」
「ブッハ~!!ウケる!ウケる!ジェイド兄に馬鹿にされてやんの~!」
戦う素振りなど見せず、ディストを指差して爆笑するレナス
ジェイドのことをジェイド兄と呼ぶ時のレナスは戦う意志がない証拠でもある
「見てなさい!この私の造ったガイザーディストRのスーパーウルトラゴージャスな技を喰らって後悔するがいい!」
「うわ~相変わらずネーミングセンス最悪ぅ~!!あっ!ねぇねぇ?導師守護役」
コソコソと床を這って歩きながらレナスは近くにいたアニスの元へ行く
「はぅあ!なんですか!」
レナスは警戒するアニスににっこりと微笑むと耳元に唇を近づけて囁く
「今、あんた達とやり合うつもりはないわよ。ねぇ、ジェイド兄に伝言頼まれてくれない?」
「「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」」
「……………………はぅ!わかりました~」
アニスはディストの変な譜業と戦うジェイドの元へ行き、耳打ちする
ジェイドはレナスの方を眇めると眼鏡のブリッジを押さえながら僅かに笑った
それに気付いたレナスは口端を上げ、同じく笑う
「「――荒れ狂う流れよ」」
「あら?」
「お」
ガイが何かに気付いた
隣にいたティアもである
「「―――スプラッシュ」」
ジェイドとレナス2人が唱え終わると、大きな水の柱が吹き上げてガイザーディストに襲いかかる
ガイザーディストの機体はめちゃめちゃになり、いろんなところが破損した
所々火花も散っている
「ジェイド兄!トドメいっくよ~」
「「――炸裂する力よ」」
「「エナジーブラスト!」」
ディストは椅子の上で手足をばたつかせている
この時、ディストは椅子に付いてるスイッチに触れてしまい、レナスを掴んでいた譜業の手がじゃんけんでいうパーになる
パーになるということは勿論
「わひゃっ!?」
笑いもがいていたレナスは突然の出来事に何も出来ず、そのまま落下
幸い、海の中に落ちることは免れたが、ジェイドらのいる船に尻餅を付いたのだった
「痛ぁ~」
「……あほらし」
ルークの呟く声が聞こえた
「こういうのを、置いてけぼりっていうんだろうな」
ガイもジェイドの背に隠れながら呟く
すると、漸く落ち着きを取り戻したディストは乱れた息を整えていた
「……ま、まぁいいでしょう。さあ、音譜盤のデータを渡しなさい!」
「これですか?」
脇に抱えていた書類を見せると、ディストはそれをあっという間に奪った
「ハーッハッハッハッ!油断しましたねぇ、ジェイド!」
「差し上げますよ。その書類の内容は全て覚えましたからね」
眼鏡のブリッジを押さえて余裕の笑みを浮かべるジェイド
「ム、ムキーッ!猿が私を小馬鹿にして!」
「ブッハ~!!ウケる!ウケる!ジェイド兄に馬鹿にされてやんの~!」
戦う素振りなど見せず、ディストを指差して爆笑するレナス
ジェイドのことをジェイド兄と呼ぶ時のレナスは戦う意志がない証拠でもある
「見てなさい!この私の造ったガイザーディストRのスーパーウルトラゴージャスな技を喰らって後悔するがいい!」
「うわ~相変わらずネーミングセンス最悪ぅ~!!あっ!ねぇねぇ?導師守護役」
コソコソと床を這って歩きながらレナスは近くにいたアニスの元へ行く
「はぅあ!なんですか!」
レナスは警戒するアニスににっこりと微笑むと耳元に唇を近づけて囁く
「今、あんた達とやり合うつもりはないわよ。ねぇ、ジェイド兄に伝言頼まれてくれない?」
「「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯」」
「……………………はぅ!わかりました~」
アニスはディストの変な譜業と戦うジェイドの元へ行き、耳打ちする
ジェイドはレナスの方を眇めると眼鏡のブリッジを押さえながら僅かに笑った
それに気付いたレナスは口端を上げ、同じく笑う
「「――荒れ狂う流れよ」」
「あら?」
「お」
ガイが何かに気付いた
隣にいたティアもである
「「―――スプラッシュ」」
ジェイドとレナス2人が唱え終わると、大きな水の柱が吹き上げてガイザーディストに襲いかかる
ガイザーディストの機体はめちゃめちゃになり、いろんなところが破損した
所々火花も散っている
「ジェイド兄!トドメいっくよ~」
「「――炸裂する力よ」」
「「エナジーブラスト!」」
